そこのでかいやつ、群れに戻れ!巨大な羊の像をみたボーダーコリー犬の本能が炸裂
 ボーダーコリーと言えば古くから世界中で牧羊犬として大活躍しているわけで、羊を統制するのがお仕事だ。彼らは羊を見たら集めてまとめるという本能があるのかもしれない。


 さてそんなボーダーコリーだが、お散歩中に巨大な羊の像と遭遇してしまう。「ちょ、おまえ何やってんだこんなところで、はやく群れに戻れ」とばかりに、その羊の像に吠え、誘導しようとしたのだ。

 これには飼い主も思わず笑ってしまったという。

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Sheepdog tries to herd giant statue - of a sheep

牧羊犬のボーダーコリーが巨大羊に遭遇
 イギリス、クララベールで牧場を営むポール・フリンさんは、2歳のボーダーコリー、デイジー(メス)を連れてダラム市を歩いていた。

 デイジーは現在牧羊犬として訓練の最中だそうで、今後は多くの羊たちのまとめ役として活躍する予定となっている。

 その最中、ダラムで巨大な羊に遭遇。

 実はこの日、ダラムではホリデーシーズンのイルミネーション・フェスティバルが行われており、街頭には様々な像が飾られていたのだ。

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牧羊犬としての本能がうずいてしまう
 訓練中とは言えもともと牧羊犬としての血筋をひくボーダーコリーだ。「ん?やたらでかい羊だが、なぜ一匹でこんなとこにいるんだ?」と思ったのだろう。

 デイジーは偽の羊に向かって吠え始め、誘導して家に連れ帰ろうとしたのだ。

 デイジーは像の大きさに最初は驚いていたものの、その形状が羊であるとわかると、「群れに戻さねば」と追い立てたのだ。

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 ポールさんはこの日、デイジーを連れて東ダラム大学に向かっていた。


 ポールさんは同大学で商業農業のディレクターとして働いており、デイジーよく彼と一緒に大学に出勤しているという。

 この動画は大学に向かう時のものだが、帰り道でも再びデイジーはこの巨大羊を家に連れ帰ろうと吠え立てたそうだ。

 だが帰りはしっかりリードにつながれていたため、デイジーは羊の誘導をあきらめたという。

 ポールさんによると、デイジーは通勤途中に出会う多くの人々から愛されているという。「彼女は人々に抱きしめられ、撫でられることを楽しみにしており、常に新しい友達を作るチャンスを求めている」と彼は言う。

 この調子なら一流の牧羊犬としてデイジーが活躍する日も近いかもしれない。

@eastdurhamcol

Daisy the sheepdog trusts her instincts at all times, even when giant sheep are involved. Daisy belongs to Paul Flynn, EDC's Director of Commercial Farming and is probably also the only sheepdog who travels to work by train too!

♬ Funny - Gold-Tiger

written by parumo

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