備蓄がすぎる!リスが電柱の中に貯めた大量のドングリがあふれ出す様子をご覧ください
 リスは冬に備えて食料を備蓄する「貯食」の習慣がある。横取りされないよう、自分だけの隠し場所を見つけてそこに貯め込んでいくのだが、中には1シーズンじゃ絶対に食べきれないであろう大量の食料をストックしていることがある。


 「備えあれば憂いなし」とは言うものの、備えすぎるにもほどがあるのだ。

 中が空洞になっている電柱にリスが大量のどんぐりを詰め込んでいたことが、アメリカの電気工事士に発見された。

 安全面を考慮してリスの貯蓄は全て放出されたのだが、まるでスロットマシンで大当たりしたときのコインのように、大量に流れ出てくる様子がすごかった。

電柱の中に大量のどんぐりを貯蓄していたリス 電気工事士のビリーさんは、リスが電柱の中に大量のドングリを貯めこんでいることを発見し、ドングリを排出する作業を行った。

 電柱の下のカバーを取り外したところ、出てくる出てくる。
 一生止まらないんじゃないの?っていうくらい大量のドングリが大放出したのだ。

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 これがスロットマシーンのコインなら夢のような大当たりだが、リスにとってこれらのドングリはコインに相当するほど貴重なものだ。

 とは言え、これを全部消費する前に次のドングリの季節が余裕でやってきそうなんだけども、貯蓄というよりも、集めることがもう趣味になっちゃったりしてる?

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 リスなどの小動物が食料が少ない時期に備えて、食料を秘密の隠し場所に貯めこむ行動を「貯食」というが、このリスは電柱の中を選んだようだ。

 ここなら他のリスや鳥たちに見つからないと思ったのだろうが、人間に見つかっちゃってすべて没収されちゃうとか、これほど集めるのにどれくらいの時間を費やしたのだろう?と思うとせつなくもあるね。
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 何年も頑張って貯めた500円玉貯金が何者かによって全部奪われた、とか思うと同情しちゃうわけだけど、電柱の安全性を考えると、排出しないわけにはいかなかったようだ。
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 リスは生きるためだいたい毎週、自分の体重と同じ量を食べる必要があるという。食料が手に入りにくい時期に備えて、木の実を蓄えるために休むことなく働き続ける。


 だいたい1時間に最大50個の木の実を集めてしまうことができるという。

written by parumo

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