ファッションを極めると、常人には理解できない高みにたどり着いちゃう場合がある。ゴールドラッシュの時代に炭鉱員らの作業着として普及したジーンズは、いまや多様性に溢れかえっているが、そんな中、ひときわ注目を集めているジーンズがある。
昨年、アパレルブランドのDANLUCA（ジョーダンルカ）から販売となったこのジーンズは、なんとおしっこをもらしちゃったかのようなシミのような模様が最初から施されているのだ。
これで街を歩けば、「あいつ、やらかしたな」と冷ややかな視線を浴びることになるかもしれないが、だがそれが心地よいという人もいるのかもしれない。
局部におしっこをもらしたシミのような模様がついたジーンズ
DANLUCA（ジョーダンルカ）が2023年ミラノファッションウィークの秋冬コレクションで発表した「Stain Stonewash」は、その名の通りシミのついたストーンウォッシュのジーンズである。
ランウェイを歩くモデルが着用しているのだが、まるでおしっこをもらしちゃったかのように見えて、お客さんもびっくりしたかもしれない。
実際に販売され完売に
ファッションショーは、日常に着られる服以外にも、コンセプトを現した奇抜なデザインの服が紹介されるのだが、なんとこのジーンズ、実際に販売されたのである。しかもそのお値段はなんと、811ドル（現在のレートで約12万円）だ。
ファッションを極める人の中にはこのジーンズに価値を見出した人も多く、このタイプの色は既に完売したそうだ。
じぶんでおもらしすればいいじゃない？と思うかもしれないが、それだと濡れてるし、ニオイも気になるところだから、あくまでも「そうみえるシミ」が良いのだろう、きっとそう。
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