『スタートレック』のカーク船長が実際に使用していたフェイザー銃とコミュニケーターがオークションに出品

　1966年に1作目が放送されて以来、SFシリーズの金字塔となった『スタートレック』は、今でもリブート作品や続編が作られるほど世界中で人気が高い。

　スタートレックの最初のシリーズ作品である「宇宙大作戦」で、ウィリアム・シャトナーが演じたジェームズ・T・カーク（カーク船長）が実際に使用したオリジナルのフェイザーとコミュニケーターが、このほどオークションに出品されることが決まったそうだ。

　

カーク船長が作中で使用したフェイザー銃とコミュニケーター　「ハリウッド・レポーター」誌は、『スタートレック』でウィリアム・シャトナーが使用したオリジナルのフェイザーとコミュニケーター（通信機）が、2024年11月9日にオークションに出品されると報じた。

　これらの小道具はまず、2024年7月12日から28日までサンディエゴのコミック・コン・ミュージアムで初めて展示されるそうだ。

　これらのアイテムは、スタートレックの小道具専門家ドン・ヒレンブランド氏が、スクリーンマッチング法を用いて、傷や摩耗具合を徹底的に調べ、実際に1966年から1969年まで放送された同番組のエピソードに登場したものと一致することが証明された。

　これらは、ハリウッドのプロップ（小道具）作りのベテランが、元パラマウント・ピクチャーズの従業員から入手したものだそうだ。

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1966年に作られたカーク船長用のフェイザー銃とコミュニケーター / image credit:Julien's Auctions高額落札が期待される　フェイザー銃は、スタートレックの設定において、23世紀に発明されたとされる「殺傷力の強い光速伝播のビーム兵器」で、「フェイザーを麻痺にセットしろ」はカーク船長の名台詞のひとつである。

　また、フェイザーは「東京の宇宙艦隊科学研究所で開発された」という裏設定があるという。

　ジュリアンズ・オークションズとTCMが共同でオークションを行うとのことで、各アイテムの予想落札価格は、約1500万円から3000万円とされており、既にコレクターや映画愛好家から注目されている。

　これらのアイテムが市場に出るのは非常に珍しく、さらに高値がつく可能性が高そうだ。

　私もSF映画は大好きで、こういった小道具には目がないのだが、さすがに本物となると高いね。Amazonでレプリカも販売されているけど、それでも安くはないもんな。

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追記：（2024/07/19)本文を一部訂正して再送します。
References:Captain Kirk's original phaser and communicator on the auction block / Written by parumo

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