
我が国もインバウンドだオーバーツーリズムだと、観光客のマナーが問題になることが多くなった今日この頃。マナーを守らない観光客に頭を悩ませているのは、観光地の宿命なのかもしれない。
イギリスのロンドンにある近衛騎兵隊博物館で、馬に乗った近衛騎兵と一緒に写真撮影をしようとして叱られたり怒鳴られたり、あるいは馬に小突かれたり噛まれたりといった事案が頻発しているのはご存じの通り。
そして今回、とうとう観光客の1人が、近衛騎兵の馬にガブリと噛まれてしまったようだ。
[動画を見る]
Tourist faints after horse bite #thekingsguard観光客でにぎわう王室騎兵隊博物館 7月21日の日曜日に投稿されたこの動画は、ロンドンの王室騎兵隊博物館前で撮影されたものだそうだ。
週末ということもあって多くの観光客でにぎわう中、馬に乗って門を護る近衛兵の周りは、一緒に写真に納まろうという人たちでごった返していた。
[画像を見る]
近くでピースサインをする人や、手綱に触ろうとする人など、ひっきりなしに観光客に囲まれていた馬は、だんだんイラついてきたのかもしれない。観光客に顔を近づけ、威嚇するような行動をとり始めた。写真を撮ろうとした女性が馬に咬まれる事件が発生 そして事件は起こってしまった。1人の女性が馬に近づいたとき、馬はとうとう、首を回してこの女性に噛みついてしまったのだ!
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女性は悲鳴を上げると、腕を押さえて座り込んでしまった。その後どうやら気を失ってしまったらしく、周囲の人が取り囲んで手当をしたり声をかけたり。
そのうちに近衛兵が警察を呼び、気を失った女性の状態を確認する。彼女の腕には、馬の歯型がくっきりと残っていた。
女性がこの後どうなったか、詳細は伝えられていないが、病院には搬送されなかったそうなので、この場で意識が戻ったのかもしれない。
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「馬に注意!」という看板が目の前にあるのだが この場所はロンドンの中でも観光客に人気があり、近衛騎兵と一緒に写真を撮ろうという人でいつも混雑している。
この日も女性が倒れた後も、馬と並んで写真を撮る人たちが後を絶たなかった。実は今回のような事件は初めてではなく、横の看板にはちゃんと注意書きが。
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観光客の中には手綱はもちろん、馬に直接触ろうとする人がいて、近衛兵に怒られたり馬にどつかれたりが日常茶飯事なのだ。
だがたとえ静かに横に立つだけでも、馬の機嫌次第では攻撃対象になってしまう。子供でも容赦なくガブリとやられることも。
[動画を見る]
HAPPENED SO FAST ⚡️⚠️ | Horse Guards, Royal guard, Kings Guard, Horse, London, 2024
かと思えば、自分から優しく頭を寄せていくこともある。いったい何を基準に攻撃するか甘えるかを判断しているのか興味のあるところだ。
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HORSE DISPLAYS HEAD TO HEAD AFFECTION? ✨ | Horse Guards, Royal guard, Kings Guard, Horse, Londonマナーと節度を持って、馬から距離を取ろう 近衛騎兵も馬も、観光客のためにここにいるわけではなく、大切な任務中なのである。邪魔をすると本気で怒られるし、力づくで排除されても文句は言えない。
任務中の近衛兵に攻撃的な態度を取ったと判断された場合は、銃剣を突き付けられることもあるそうだ。
だがこんな容赦のない近衛騎兵も、時には優しい対応を見せることも。次に紹介する動画は、礼儀正しく馬に触れる許可をとり、きちんとお礼を言う少女を写したものだ。
コメント欄で「大半の大人よりも礼儀正しい」と話題になっていたので、ぜひ見てもらって殺伐としていない近衛騎兵さんにほっこりしてほしい。
[動画を見る]
A Touch of Kindness: When the King's Guard Met a Special Little Girl" #Shorts
とはいえ迷惑なお騒がせ観光客の方がどうしても目についてしまうのは事実。
そもそも馬のほうも訓練されているとはいえ、動物には違いないわけで、予測不可能な行動に出ないとも限らないのである。
下の動画は次から次へと近衛騎兵の傍へやって来る、言うことを聞かない観光客たちの総集編だ。これでは馬もストレスがたまるし、近衛兵も大変だろう。
もし平和に一緒に写真に納まりたいと思うなら、きちんとマナーを守り、十分に注意して距離を取るようにしよう。
[動画を見る]
several time tourist's annoyed the kings guards #horseguardsparade
References:Tourist keels over after being bitten by King’s Guard horse in London / written by ruichan/ edited by parumo
『画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。』
イギリスのロンドンにある近衛騎兵隊博物館で、馬に乗った近衛騎兵と一緒に写真撮影をしようとして叱られたり怒鳴られたり、あるいは馬に小突かれたり噛まれたりといった事案が頻発しているのはご存じの通り。
そして今回、とうとう観光客の1人が、近衛騎兵の馬にガブリと噛まれてしまったようだ。
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Tourist faints after horse bite #thekingsguard観光客でにぎわう王室騎兵隊博物館 7月21日の日曜日に投稿されたこの動画は、ロンドンの王室騎兵隊博物館前で撮影されたものだそうだ。
週末ということもあって多くの観光客でにぎわう中、馬に乗って門を護る近衛兵の周りは、一緒に写真に納まろうという人たちでごった返していた。
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近くでピースサインをする人や、手綱に触ろうとする人など、ひっきりなしに観光客に囲まれていた馬は、だんだんイラついてきたのかもしれない。観光客に顔を近づけ、威嚇するような行動をとり始めた。写真を撮ろうとした女性が馬に咬まれる事件が発生 そして事件は起こってしまった。1人の女性が馬に近づいたとき、馬はとうとう、首を回してこの女性に噛みついてしまったのだ!
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女性は悲鳴を上げると、腕を押さえて座り込んでしまった。その後どうやら気を失ってしまったらしく、周囲の人が取り囲んで手当をしたり声をかけたり。
そのうちに近衛兵が警察を呼び、気を失った女性の状態を確認する。彼女の腕には、馬の歯型がくっきりと残っていた。
女性がこの後どうなったか、詳細は伝えられていないが、病院には搬送されなかったそうなので、この場で意識が戻ったのかもしれない。
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「馬に注意!」という看板が目の前にあるのだが この場所はロンドンの中でも観光客に人気があり、近衛騎兵と一緒に写真を撮ろうという人でいつも混雑している。
この日も女性が倒れた後も、馬と並んで写真を撮る人たちが後を絶たなかった。実は今回のような事件は初めてではなく、横の看板にはちゃんと注意書きが。
馬は蹴ったり噛んだりすることがあります。手綱に触らないでください
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観光客の中には手綱はもちろん、馬に直接触ろうとする人がいて、近衛兵に怒られたり馬にどつかれたりが日常茶飯事なのだ。
だがたとえ静かに横に立つだけでも、馬の機嫌次第では攻撃対象になってしまう。子供でも容赦なくガブリとやられることも。
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HAPPENED SO FAST ⚡️⚠️ | Horse Guards, Royal guard, Kings Guard, Horse, London, 2024
かと思えば、自分から優しく頭を寄せていくこともある。いったい何を基準に攻撃するか甘えるかを判断しているのか興味のあるところだ。
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HORSE DISPLAYS HEAD TO HEAD AFFECTION? ✨ | Horse Guards, Royal guard, Kings Guard, Horse, Londonマナーと節度を持って、馬から距離を取ろう 近衛騎兵も馬も、観光客のためにここにいるわけではなく、大切な任務中なのである。邪魔をすると本気で怒られるし、力づくで排除されても文句は言えない。
任務中の近衛兵に攻撃的な態度を取ったと判断された場合は、銃剣を突き付けられることもあるそうだ。
だがこんな容赦のない近衛騎兵も、時には優しい対応を見せることも。次に紹介する動画は、礼儀正しく馬に触れる許可をとり、きちんとお礼を言う少女を写したものだ。
コメント欄で「大半の大人よりも礼儀正しい」と話題になっていたので、ぜひ見てもらって殺伐としていない近衛騎兵さんにほっこりしてほしい。
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A Touch of Kindness: When the King's Guard Met a Special Little Girl" #Shorts
とはいえ迷惑なお騒がせ観光客の方がどうしても目についてしまうのは事実。
そもそも馬のほうも訓練されているとはいえ、動物には違いないわけで、予測不可能な行動に出ないとも限らないのである。
下の動画は次から次へと近衛騎兵の傍へやって来る、言うことを聞かない観光客たちの総集編だ。これでは馬もストレスがたまるし、近衛兵も大変だろう。
もし平和に一緒に写真に納まりたいと思うなら、きちんとマナーを守り、十分に注意して距離を取るようにしよう。
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several time tourist's annoyed the kings guards #horseguardsparade
References:Tourist keels over after being bitten by King’s Guard horse in London / written by ruichan/ edited by parumo
『画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。』
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