
パイナップル以来の衝撃だ。オーストラリアでピザの最新トッピングをめぐる議論が勃発。
渦中のメニューは、国内2州に展開するローカルピザ店、Bubba Pizza(バッバピザ)の「ハム&オレンジピザ」。2025年夏からいきなり販売開始になったという。
具体的にはトマトソースとモッツァレラチーズのベースに、スモークハム、そこにオレンジの組み合わせだが、従来にないオレンジが大論争へと発展した。
Redditの視聴者からは「イタリア人に送ってみな、即刻逮捕で刑務所送り」と無慈悲なものから「気になる」「むしろ食べてみたい」の好意的な声も。
前代未聞の新作ピザと、もはや「パイナップル」論争どころでなくなった人々の反応をみていこう。
ピザのトッピングにオレンジ!?新作メニューが話題
ことの発端は、ビクトリア州とサウスオーストラリア州の一部店舗で2025年夏からいきなり発売開始となったBubba Pizza(バッバピザ)の新作「ハム&オレンジピザ」だ。
7月からの販売で、トマトソース、モッツァレラチーズのベースに、スモークハム、そこまでならわかるのだが、フレッシュなオレンジも乗せて焼くメニューらしい。
スイーツ系デザートピザならさておき、この予想外の組み合わせがSNS上で大論争に発展した。
「イタリア人に送れ」「ごめん無理」「試したい」の声
まるきりノーマークだったオレンジの登場に、SNSユーザーも動揺。Reddit にもピザのパイナップルは許せる許せない議論以来の猛烈な反応が寄せられた。
- まずイタリア人に送ってさしあげろ
- 即刻逮捕で刑務所行きや…
- ごめん無理。食べ物として受け付けられない。でも気に入ってるなら好きにすれば?私には無縁のメニューだもん
- 賛成!甘さが絶妙だと思う。
食感重視って意見もわかるけど…- オレンジは好き。でもピザには合わないって。もうやめてぇ!
- 賛成反対ってより炎上を楽しんでるだけの人もいるだろうな
- おかげではからずもパイナップル支持者と反対者が団結
- 試してやってもいい
- 一切れぐらいなら食べてみたい。タダならね
- 何でも一度は試してみる派
- 興味をそそられるね。どんな味か気になる
- オレンジグレーズ[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BA_(%E8%AA%BF%E7%90%86%E6%B3%95)]ハムとかあるね。オレンジなら南米の豚肉の煮込み料理やヨーロッパのコンフィのバリエーション、あと中国、韓国、タイのマリネや炒め物にも登場する
- 初耳。ただ肉とオレンジを使うメニューは知ってる。このピザにどうこう言う気はないが、塩味で脂身が多い豚肉となら甘いフルーツと相性良いはず。フルーツのほうが生でも加熱でもね
スモールサイズで720円。追加でホットチップスも
いろんな意味で注目の「ハム&オレンジピザ」。
気になるお値段はというと…
- スモールサイズ 7.50AUD(約720円)
- ファミリーサイズ 15.00AUD(約1,440円)
- +3.00AUD(約290円)で、ホットチップス追加
ホットチップスとやらは何ぞ?辛いスナック菓子か?と思ったら、いわゆるフライドポテトだそう。
フライドポテトとポテトチップスも国ごとに多様な呼称があり、アメリカでは前者を「フレンチフライズ」または「フライズ」後者を「チップス」と呼び、イギリスではそれぞれ「チップス 」「クリスプス」などと呼ぶもよう。
でもってオーストラリアの場合はなんと、どっちも「チップス」。
下の「オーストラリアじゃチップスはチップスだから!」っていうfacebook投稿ならわかりやすいかも。
で、あえて区別をつけたいときは、スナック菓子にもある「チップス」に対し、揚げたてで出されたりするフライドポテトを「ホットチップス」と呼ぶそう。
おおらかというか、ゆるいというか、細かいところにこだわらないオーストラリアのざっくり加減が伝わる事例かもしれない。
パイナップル論争も吹き飛び一致団結!
さてトッピングとしてのオレンジを前に、かつて話題を呼び、白熱したパイナップル論争も吹き飛んじゃったみたいだ。
上にもあるように、パイナップルの反対派も賛成派もここで一致団結し、オレンジの賛否について意見を交わし続けた。
にしてもオレンジを使う塩味系の料理って日本で何かあったっけ?
ゆずとか、かんきつ風味を足す感じならまだわかる。たださすがにオレンジがトマトとチーズとハムのピザに合うかどうかはちょっと想像できない。
まあ、できることなら食べてみたい。トマトの酸味とうまいことシンクロすれば、さわやかな味になるかも。みんなはどう思う?
References: Nypost[https://nypost.com/2025/03/10/lifestyle/pizza-chain-sets-off-heated-debate-by-debuting-wild-new-topping-revolting/]
本記事は、海外の記事を基に、日本の読者向けに独自の視点で情報を再整理・編集しています。