クレーンゲーム機に男の子が入り込む瞬間を監視カメラが記録、その後無事に救助される
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 ぬいぐるみなどの大型景品がとれるクレーンゲームの商品取り出し口は、小さな子供や動物なら入り込めてしまうことから、たびたびトラブルの原因となっている。

 今回、アメリカ・オハイオ州のコミュニティセンターの通路に設置されたクレーンゲーム機に、男の子が侵入する瞬間が監視カメラに記録されていた。

 男の子は、取り出し口に頭を入れると、そのままするりと機械の中へ。その様子を目撃していたセンターのボランティア男性がすぐに通報し、駆けつけた警察と消防によって男の子は無事に救助された。

クレーンゲーム侵入の瞬間が監視カメラ映像にとらえられる

 2025年7月7日(月)の午後1時ごろ、オハイオ州メイソン市にある「メイソン・コミュニティセンター(Mason Community Center)を訪れていた小さな男の子は、施設内に設置されたクレーンゲーム機の前にひとりでやってきた。

 すると、おもむろに機械の景品取り出し口に頭を突っ込み、もぞもぞと動きはじめた。

 併設されているセンターのショップにいたボランティアの男性は、男の子の様子に気が付き何事かと近づいていく。

 男の子はそのままするりと機械の中に体を押し込んで中に入ってしまった。

 その瞬間を含む一部始終をセンター内の監視カメラが記録していた。

 映像には、体の半分を機械に入れた状態で足だけが外に出ている男の子の姿や、それに気づいたボランティア男性の様子も確認できた。

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通報を受け、警察と消防が迅速対応

 男の子はそのまま出られなくなってしまったようで、侵入の様子を目撃したボランティアの男性がすぐに通報。

 駆けつけたメイソン市警察と消防が、現場の状況を確認し、クレーンゲーム機を店舗スペースに移動してゲートを閉じた上で、救出作業を開始した。

 警察官と消防士がクレーンゲームの業者と協力し、機械の裏側から慎重に男の子を引き出すと、男の子は無事に救助され、父親に抱きかかえられた。

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 警察の報告によれば、男の子にけがはなく、健康状態にも問題はなかったという。

 救助された男の子は、関係者のはからいで、ゲーム機内の景品だった白いテディベアのぬいぐるみがプレゼントされた。

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 このようなクレーンゲーム機への侵入騒動は、今回が初めてではない。

 2024年2月には、オーストラリア・クイーンズランド州のショッピングセンターで、3歳の男の子が「ハローキティ」のクレーンゲームに入り込んでしまう出来事が発生している。

 また、猫はもちろんのこと、ペンシルベニア州では野生のウッドチャックが入り込んでいた例もある。

 人間の小さな子供の場合は、好奇心旺盛なのでなんにでも頭を突っ込んで抜けなくなるといった事故も絶えないので、親御さんなるべく子供から目を離さないように気配りをする必要があるだろう。

 それでもちょっと目を離したすきにいなくなって迷子になるのがちびっこたちの習性だったりするんだけどね。

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