
飼い主のベッドに上がってきた猫、何をするのかと思えば一番上にかかっていた青い毛布を口にくわえながら、せっせと何かを作っている。
かなり時間をかけてようやく完成させたのは、自分にとってぴったりの快適な猫用ベッドだった。
その作業する姿が健気すぎると話題になっている。
自分専用のベッドを作るにゃ
おもむろにベッドに上がってきたのは灰色の柄の猫。小さいのでまだ子供かな?
何をするのかと思えば青い毛布の縁の部分を口にくわえて丸め始めた。
動画は早回しになっているが結構これ、時間がかかったんじゃないかと思われる。すべては最高のベッドのため、クルクルと丸めたり、折りたたんだりしながら形を作っていく猫。
そしてついに完成だ!
バナナボードのようなソーセージのような、真ん中をへこませた自分専用のベッドが出来上がった。
そこに入って眠る猫の幸せそうな顔ったら!
最高のベッドづくりのためなら労力を惜しまずせっせと頑張る猫の姿にSNSでは感動と称賛の声が上がった。
・猫を飼いたいという気持ちが日に日に高まっていく
・うちの犬も同じようなことしてたよ。これほど完璧なベッドじゃなかったけど、枕を取り出してシーツを引っ張ってその上にかけて、そこに頭を乗せて寝てた
・うちの猫にもベッドメイキングを学ばせたい。私の頭を枕にして眠るだけ
・私は実家に住んでいるんだけど、私が外泊する時、猫は私のクローゼットから私の服を取り出して、ベッドに持ち運んで眠るの。
・すごい一生懸命!すごい努力!上手にベッドができてよかったねー
猫は安心して眠れる場所を確保したい
猫には、野生時代から受け継がれている「安全で静かな場所」で休息しようとする本能的な行動がある。
敵から身を守り、安心して眠るために、自分の身を隠せるような場所を探す本能的な行動だ。狭い場所や暗く人目につかない場所を確保するのもそういった習性からだ。
飼い主の近くで眠るのはそこが安心できる場所だと思っているからだ。さらには飼い主を見守ろうとしているという説もある。
そして快適さを得るため、猫なりの整え方をする。
この子猫にとって、柔らかくて暖かい毛布は理想の素材だ。さらに毛布を自分好みに配置することで、身体をすっぽりと覆えるような「囲まれた空間」を作り出し、安心感を得ているのだ。
それを見ている人間も癒されるって一石二鳥じゃない?