
Instagramのフォロワー数は1094万人のブラジル人インフルエンサー、ジュニオール・カルデイラオン(Junior Caldeirao)氏は2025年6月下旬から日本に来日した。
もともと奇抜で風変わりな投稿で知られる彼は、日本滞在中もさまざまなコスチュームに身を包み、各地で動画の撮影を行ってきた。
中でも特に注目を集めたのが、ヘビ柄の長い衣装をまとい、体をくねらせながら街中を這い回るパフォーマンスだ。そのインパクトの強いビジュアルが海外で大きな話題となっている。
日本でヘビに変装し、道路を這うブラジル人インフルエンサー
カルデイラオン氏は、全身を覆うヘビ柄のコスチュームを着用し、地面に這いつくばるようにしながら体を左右にくねらせ、日本の路上を前進していった。
体の長いヘビのようなその姿は、人目を引かずにはいられない。
このパフォーマンスの様子は2025年6月28日にインスタグラムに投稿され、すでに約900万回の再生回数を記録している。
彼の公式アカウントでは「笑うことしかできない(I only know how to laugh)」という短いコメントと共に動画が紹介されている。
SNSでは、「横断歩道にいた2人の男性のうちの1人が、その奇妙な姿に気が付くと、近くにいたもう一人の男性を引っ張って遠ざけ、やっかいなことに巻き込まれないように配慮している姿が印象的だ」との声があがった。
他にもこの投稿に対しては、SNS上で多くの反応が寄せられている。
「最高に面白い」「これは芸術だ」と称賛する声がある一方で、「何の意味があるのか」「周囲の人が怖がるのは当然だ」と懐疑的なコメントも見られる。
また、「自分も衣装さえあればやってみたい」「外国人の旅先での自由さに驚く」といった声も。
カルデイラオン氏の投稿にはしばしば挑発的なユーモアが含まれており、今回もそのスタイルが貫かれている。
他にも浴衣を着たり、マリオ、フリーザなどの衣装を身に着けたりと、日本を十分に堪能していったようだ。
今回のような公共空間を利用した派手なパフォーマンスは、SNSで注目を集めるには効果的だが、一方で公共マナーや文化的な配慮が問われるケースも少なくない。
特に海外で行う場合、その土地の習慣や価値観を理解したうえで行動することが求められる。
郷に入っては郷に従え、という言葉があるように国によっては文化が違うし価値観も変わるから、海外を訪れる場合にはあらかじめ調べておいた方がよさそうだ。
追記:(2025/07/26)本文を一部訂正しました。