地下鉄に乗れば幸せになれると聞いて…乗り込んできた子猫が永遠の家族をゲット
@pocahontae8

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 NNN(ねこねこネットワーク)の世界組織、CDS(猫流通システム)の指令を受けてやってきたのだろうか?

 アメリカ、ニューヨークの地下鉄に乗り込んできたのはまだ小さな1匹の子猫だ。

 誰かの子猫かと乗客の1人がつかまえて、車内の乗客に確認するも飼い主はいなかった。

 すると1人の女性が自分が連れて帰ると、猫を抱いて一緒に降りた。もちろんこの子猫はその女性の家族の一員となり、幸せに暮らしている。

ニューヨークの地下鉄に子猫が乗車

 ニューヨーク市のハーレム地区を走る地下鉄に突如乗り込んできたのは、後に生後5週間ほどとわかった小さな子猫だ。

 この時、通勤のために地下鉄に乗ろうとしていたポカホンテ・ネヘミアさんは、突然目の前に小さな子猫が現れびっくりしたという。

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 乗客たちは一斉に動揺し、ざわめき始めた。

 1人の女性が子猫をつかむと、「飼い主はいませんか?」と乗客に声をかけるも誰も名乗り出る者はいなかった。

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 「いったいどこから来たんだろうね?」、「捨てられちゃったのかしら?」、「なんだってこんな場所に」、「どうしたらいいんだろう?」と、見知らぬ乗客たちはこの子猫を巡ってお互いに話し合いを始めた。

 か弱くて小さな困っている存在が現れると、不思議と人々の心がひとつになるものだ。

 結局その車両の中でにいた1人の女性が、連れて帰ると名乗り出て、他の乗客は皆彼女に感謝の言葉を送った。

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連れ帰った女性が子猫の飼い主に

 この心優しき女性の名はベッサイダ・メルカドさん。だがこの偶然の出会いにより、自分が猫を飼うことになるとは思ってもいなかったという。

 家に連れ帰り面倒を見ると、そのかわいらしさに心を奪われた。彼女はメスの子猫に「エミー(Emmie)」と名付け、すぐに必要な道具や食料をそろえた。

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動物病院に連れていき、エミーを家族に迎え入れる

 メルカドさんは犬を飼っていたのだが、幸い犬とも相性が良かったようだ。

 エミーはすぐに動物病院に連れていかれ、健康チェックを済ませた。

今、愛情いっぱいの家庭で元気に暮らしている。

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CDSの働きがあったのか?

 たまたま乗った電車にいた小さな子猫が、あれよあれよと家族の一員に。

 これって、その猫にとって最適な人間の元に、最高のタイミングで猫を派遣してくるCDS(猫流通システム)の差し金では?と思ってしまいたくなる。

 日本にもその支部ともいえるNNN(ねこねこネットワーク)と呼ばれる暗躍組織がある。

 いずれにせよ、これらの組織の仕事は的確で迅速だ。

 エミーももしかしたら、この地下鉄に乗るよう指示された可能性がなきにしもあらずだが、幸せな家族が見つかって本当によかった。

 こんな小さな子が地下鉄に乗ること自体危険を伴うことだからね。エミーと飼い主家族に幸あれ!

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