
誰にだってお気に入りの曲があるだろう。そしてシチュエーションに応じて曲を変えているはずだ。
彼女はお風呂が嫌いなわけではないのだが、ある曲がかからないと乗り気にならない。その曲が流れるとバスルームまで走り、浴槽の前で待つ。
何を待っているかって?サビの部分でドボンと浴槽に入るのがザラの入浴儀式なのだ。
しかもその曲が面白い。アニメ映画「シャーク・テイル」で使用された「カーウォッシュ(洗車)」なのだ。
曲が流れるとお風呂の準備に入る犬
ピットブルのメス、ザラはどこか自分が人間だと思っているふしがあるという。そんな彼女は入浴にもこだわりがある。
日本では2005年に公開されたCGデジタルアニメ映画「シャーク・テイル」で使用された、「カーウォッシュ」という曲が流れないと、乗り気にならないという。
この曲が流れると、どこにいてもザラはバスルームに直行する。ほかの曲では全く反応しないという。まさにザラにとって入浴のテーマソングだ。
サビの部分で浴槽にドボン!
バスルームにやってきたザラだが、すぐには入らない。
彼女は曲の流れを完全にわかっており、「カーウォッシュでね、カーウォッシュで働いてるよ~♪」と繰り返されるサビが鳴り響いた瞬間、浴槽へ入り込むのだ。
この動画は投稿から数日で120万回以上再生され、33万以上の「いいね」が寄せられた。
コメント欄には「やっぱ雰囲気を整えなきゃね」「犬には犬のルーティーンがある」「お風呂のテーマ曲をかけろと言ってるみたいでかわいい」といった声が寄せられ、ユーモアあふれる習慣に世界中のユーザーが夢中になっている。
「カーウォッシュ」はもともと1976年のヒット曲だが、『シャーク・テイル』ではクリスティーナ・アギレラとラッパーのミッシー・エリオットが歌ったカバー版が使用され、軽快なリズムとカーウォッシュ(洗車)という繰り返しの効いたフレーズが楽しい。
ザラは車ではないけれど、洗車という曲はまさに入浴にぴったりの気分になれたんだろうね。
家族と一緒にこの映画を見て、入浴にぴったりだと閃いちゃったのかな?