高いところががあったら登りたい、穴があったら入りたい。そんなかつての原始人類が持っていたかもしれないし、そうでもないかもしれない本能的欲求を進化の過程で捨てきれなかった人が現代にもいたりいなかったりする。
アメリカの米国消費者製品安全員会(CPSC)の救急外来受診記録データベース[https://www.cpsc.gov/Research--Statistics/NEISS-Injury-Data]には、いわゆるデリケートゾーンの穴、「開口部に異物が詰まった」症例がデータ化され、保存されている。
これらは自ら、あるいはパートナーに連れられ、身体に突っ込んだ異物を取り除いてもらうため、恥を忍んで受診した人たちの記録である。
2025年版「開口部に突っ込んで取れなくなったモノ」リスト
早速、2025年版の「アメリカ・開口部に詰まっていたものリスト」を見てみよう。ちなみに、カラパイアでは2019年にも同様のリストを紹介したことがある。
当時はあった耳や鼻、喉に詰まった異物のリストアップは、現在中断されている。つまり今回はデリけ0とゾーンに限定したリストになるので、心して見ていってほしい。
息子スティック
- 電池
- ろうそくのロウ
- チェスの駒
- ガラス玉2個
- ペン
- 鉛筆
- 櫛
- リンゴのヘタ
- リンゴの芯
- ヘアピン
- ペーパークリップ
- 磁石
- バネ
- ネジ
- ホチキスの針
- 体温計
- ヘッドホン
- ギターの弦
- 六角レンチ
娘フラワー
- クリスマス用の鈴
- ライター
- アルミホイル
- コットンボール
- アイスキャンディーの棒
- プラスチック製のシャチ
- 宝石
- ダイヤモンドの指輪2つ(盗まれるのが怖くて、パーティー中に入れた)
- ラテックスの手袋
- バスボム
- 小さなプラスチック製の人魚
- 花のおもちゃ
- 大麻の入った袋(2日間入れたままで、不快感を訴えたとして受診)
- ブレスレットのチャーム
- バイブレーター2本
- ペニスリング
- スプーン2本
- プラスチック片(これを使って自慰をしていたところ、外の風に驚いてシーツをかぶり、その拍子に奥に入って取り出せなくなった)
- ヘアブラシ
- 洗剤のジェルボール
- ラバーカップのゴム部分
- ビール瓶(新婚旅行のクルーズ中だった)
直腸
- 潤滑剤のボトル
- 浣腸用のボトル
- 釘
- ネジと釘
- 野球ボール(どんな感覚か試したくて入れてみた)
- エアゾール缶
- 犬用の噛むおもちゃ
- 乾燥機用シート
- ひげトリマー(2日間便秘だったため、土台を外してビニール袋で包み、直腸に入れたところ抜けなくなった)
- 警棒
- ヘアゴム
- 小型バイブレーター(金曜に彼女が入れた。まだ入っているかと心配)
- 七面鳥用のバスター
- プラスチック製洗剤ボトル(中身入り)
- シャンプーのボトル(シャワー中に退屈して入れた)
- 歯科用ピック
- ワインストッパー
- トウモロコシ用コーンホルダー
- 「昨夜、妻と外出して飲みすぎ、酔って帰宅後、妻がゴム製の性具を直腸に入れ、取り出せなくなった」
- 蛍光ペン
- 透明インクのマーカー
- マジックワンド型のおもちゃ
- 約18cmのディルド(誤って奥まで入ってしまった。ペンチで取り出そうとしたが、ペンチも中で引っかかった)
- ビー玉
- フィルムケース
- 電池式ライト
- プラスチック製ハンガー(性行為中に挿入し、運転して救急外来に行くため、外側の部分を切断した)
- 1セント硬貨
- サンダル
- ドアノブ
- 電球(今朝、ガラスのほうを先にして入れたところ、吸引作用で中に吸い込まれた)
- 懐中電灯
- 電子タバコ
- 小型バイブレーター(取り出した記憶がなく、見つからないため受診)
- 鉛筆2本
- トウモロコシ型のパイプ
- アナルプラグ(使用中折れてしまった。恋人がピンセットで破片を取ろうとしたが、ピンセットも直腸内で引っかかった)
- ゴム製ガスケット
- 未調理のパスタ
- 鼻毛カッターの一部
- 振動する異物(昨夜は女性と一緒だったが、あまり覚えていない)
- 眼鏡
- 石
- 卵
- 長方形の携帯用歯ブラシケース(彼女と親密な行為中に押し込まれ、半分は取り出せた)
- 複数の性具
- 猫の頭の形をしたバイブレーター
さて、どうだったろう。予想通りのモノもたくさんあったと思うし、「なんでやねん!」と突っ込むしかないケースも少なくなかったような気がするよね、多分。
アメリカでは2025年10月、フロリダ州で逮捕した男の直腸内に、真空断熱タイプのタンブラーがあるのを発見。手術して取り出した後に収監という事態になった。
左がその容疑者のレントゲン写真で、右は容疑者から取り出したのとそっくりのタンブラーで、コーヒーを飲みながら「言葉を失ったよ」とぼやくお茶目な保安官。
また、下のレントゲン写真は、直腸にデオドラントのボトルを突っ込んでいたイラン人のものだそうだ。
アメリカの救急医学ジャーナルによると、2012年から2021年にかけての10年間で、38,948人が直腸に異物が入ったとして救急外来を受診したという。
患者の平均年齢は43歳で、そのうち78%が男性だった。そして入院が必要な患者は、全体の40%に達したそうだ。また、医師が取り出した異物のうち、55.4%はオトナのおもちゃだったとのこと。
こういったリストは匿名だが、データはしっかり残っているので、何かの拍子にこうして公開処刑されてしまう事態にもなりかねない。そもそも、救急隊員やお医者さん、看護師さんに隠すわけにはいかないし。
嗜好は人それぞれには違いないが、なるべくなら救急外来に飛び込むにしても、あまり恥ずかしくない理由でお世話になりたいものである。
References: What Did We Get Stuck In Our Rectums Last Year?[https://defector.com/what-did-we-get-stuck-in-our-rectums-last-year-6] / CPSC[https://www.cpsc.gov/Research--Statistics/NEISS-Injury-Data]











