Googleの検索窓に「67」という2つの半角数字を打ち込むと、びっくりすることが起きる。
画面全体が突然揺れ動き出すのだ。
この奇妙な「67」の動きの裏側には、ある1人の少年とバスケットボール、そして中毒性の高い音楽が生み出したネット上の流行が深く関わっている。
「67」と入力すると画面が揺れる不思議な仕掛け
知っている人もいるかもしれないが、やったことない人は手持ちのスマホかPCでGoogleの検索画面(chromeのブラウザ)を開こう。
そこに半角で「67」と2つの数字を入力した後、スマホなら確定キー、PCならリターンキーを押すとあら大変。
画面が突然波を打ったように左右に揺れ始める。ページ全体がシーソーのように動く様子にびっくりするだろう。
だが安心してほしい。デバイスの故障や不具合が起きたわけではない。
最初からGoogleが仕込んだイースターエッグ(Easter egg)と呼ばれる隠し機能の1つなのだ。
なので画面が揺れてもすぐに元に戻る。
この機能は、特定の文化を知る人だけがニヤリとできる遊び心として実装された。
始まりはラッパーとNBA選手
この現象のルーツは、フィラデルフィアのラッパー、Skrillaがリリースした楽曲、「Doot Doot (67)にある。
この曲のリズミカルなフレーズが、NBAのスター選手であるラメロ・ボール氏のプレー動画に使用されたことで大きな注目を集めた。
ボール氏の身長がちょうど6フィート7インチ(約201cm)であったため、リズムに合わせて彼のスーパープレーを称える動画が次々とSNSに投稿されるようになった。
流行を決定づけた少年の叫び
流行をさらに加速させたのは、「TK」の愛称で知られるバスケットボールの若手選手、タイレン・キニー氏の仕草だった。
キニー氏がスターバックスの飲み物を評価する際に、両手のひらを交互に上下させながら「6、7点かな」と答えたジェスチャーが、ミーム独特の動きとして定着した。
さらにこのトレンドを決定づけたのが、2025年3月に投稿された動画だ。
マーベリック・トレビリアンという少年が、アマチュアバスケットボール大会の試合会場のコートサイドで、手を上下に振りながら「シックス・セブン!」と叫ぶ姿が映し出されていた。
この少年は「67キッズ」として知られるようになり、そのシュールで熱狂的な姿がSNSで爆発的に拡散された。
Googleが象徴的ネット文化を反映
今や「6 7」という言葉は、あの独特な跳ねる動きを指す代名詞へと進化した。
GoogleはこのZ世代(概ね1997年から2012年 頃に生まれた世代)やα世代(2010年~2024年頃に生まれた世代)を中心とした熱狂をいち早く察知し、画面を垂直にバウンドさせることで、このネット文化への敬意を表現した。
この機能が最近になって再び脚光を浴びているのは、TikTokやInstagramのリール(Instagram Reels)を通じて「Googleで67と検索してみて」という投稿が広がっているからだ。
もし画面が跳ね始めても心配はいらない。それはあなたの端末が、インターネットが生んだ奇妙で楽しいミームと一緒にリズムを刻んでいる証拠なのだ。
他にも、Googleが仕込んだ隠し機能はいろいろある。有名なのは「隕石」と入力すると隕石が落下して画面が揺れるというもの。
「dart探査機」も面白い
みんなのお気に入りを教えてほしいな。
References: 6-7 meme[https://en.wikipedia.org/wiki/6-7_meme] / If you type '6 7' on Google, your screen will bounce.[https://www.indiatoday.in/trending-news/story/if-you-type-6-7-on-google-your-screen-will-bounce-heres-why-this-is-happening-2848572-2026-01-08]











