イチゴと言えば赤いもの…という時代は変わりつつあるようだ。日本では白いイチゴ「パールホワイト」が話題になったのは記憶に新しい。
そして中国では今、「黒いイチゴ」が店頭に並び、注目を集めているという。
お値段はかなりお高めだが、高級フルーツとして、また見た目のインパクトでも人気を呼んでいるそうだ。
中国の「黒いイチゴ」
こちらがその「黒いイチゴ」である。商品名は「ブラックパール」もしくは「黒草苺」「黒美人」「黒珍珠」など、「黒」にちなんだ呼び方がされている。
気になるお値段はというと、当初は500gで約160元(約3,500円)程度で売られていたという。
だが人気が出たせいで跳ね上がり、現在は大粒のものなどは500gで300元(約6,600円)以上しているそうだ。
このイチゴ、黒っぽく見えるのは、果実にアントシアニンが多く含まれているためなんだとか。
ただし、写真で見ると普通の苺よりも色がかなり濃く見えるが、実際の色合いはいうほど真っ黒ではないらしい。
また、甘さなどの品質面では特に際立った特徴はなく、栄養成分も一般的な苺とほぼ同じで、栄養価が大きく向上しているわけではないとのこと。
中国の青果業界関係者によると、現在の高値は主にマーケティング戦略によって生まれた、「お試し価格」のようなものととらえているんだそう。
ターゲットは富裕層やSNS映えを狙う一部の消費者であり、日本の「白いイチゴ」が話題になった時と同様に、あくまで「差別化や体験型消費を満たすためのニッチな選択肢にとどまる」というのが、業界全体の見方のようだ。
日本産のイチゴ「真紅の美鈴」がルーツ
実はこの「黒苺」のルーツは、日本の「真紅の美鈴[https://www.kudamononavi.com/zukan/strawberry/shinkunomisuzu]」なんだそうだ。この品種、外観は黒赤色を帯び、高い糖度とわずかな酸味、食感はやや硬めなのが特徴だという。
真紅の美鈴が導入された後、中国国内で更なる品種改良が行われ、その結果として「玄玉」「黒美人」「黒珍珠」といった品種が複数生まれた。
これらの改良品種は「真紅の美鈴」ほど色は濃くないものの、甘さや食感はやや優れているという。
もともと「真紅の美鈴」は、その見た目から日本でも通称「黒イチゴ」と呼ばれており、「ブラックパール」として流通していたこともあるようだ。
ちなみに日本には、「クロイチゴ(学名:Rubus mesogaeus[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%B4])」と呼ばれる種が別に存在している。イチゴというよりキイチゴであり、ラズベリーの仲間である。
もしこの中国の黒いイチゴが日本上陸したら、商品名は何になるんだろうか。
さて、いちごの生産量日本一である栃木県民のパルモから言わせてもらおうか。
栃木県では約20年間「とちおとめ」が主力品種だったが、現在は「とちあいか」がトップとなっている。
とちあいかは酸味が少なく甘いのが特徴だが、香りがちょっと劣る気がする。
個人的に一番おすすめのいちごの品種は栃木県が開発したスカイベリーだ。
スカイベリーはお高めなのだが、濃厚で豊潤で甘みも高いうえにほのかな酸味で、そのまま食べるのが最高においしい。
もちろん当たりはずれはあるのだが、地元民は農園に直接言って不ぞろいのいちごたちを廉価で購入することができる。
中にはGoogleで検索しても出てこない、その場に行かなきゃ買えない農家もあったりするので、冬の間はいちご行脚が続きそう。
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References: New “Black Pearl Strawberries” Spark New Social Media Food Craze[https://www.odditycentral.com/foods/new-black-pearl-strawberries-spark-new-social-media-food-craze.html]











