助太刀するにゃ!イタリアの猫がミラノ五輪カーリングで画面越しから妨害工作
@minnie_the_rompicats

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 ミラノ・コルティナ冬季オリンピックでは、連日熱い戦いが繰り広げられているが、人間だけではなく猫も自国を必死に応援している。

 開催国イタリアで暮らす黒猫のミニーは、イタリア対スウェーデンのカーリングのテレビ中継に釘付けとなった。

 放たれたスウェーデンのストーンの進路を何とか変えようと、画面越しから肉球を駆使して高得点が入らないよう必死に操作していたのだ。

 残念ながら遠隔操作は叶わなかったが、母国を応援するかのようなその姿は、世界中を笑顔にさせた。

強豪国、スウェーデンとの緊迫した一戦

 2026年2月7日、カーリング混合ダブルスの1次リーグ第8試合。開催国であるイタリア代表は、強豪スウェーデンと対戦した。

 カーリングは、2チームが交互に各8個のストーンを投げ、中心の「ボタン」に最も近いストーンを持つチームが得点を得る競技だ。

 ストーンの配置による緻密な戦術が求められることから「氷上のチェス」とも呼ばれ、相手の石を弾き出す攻撃や自陣を守る防御といった戦略が勝敗の鍵を握る。

 また、ストーンが滑る前方の氷を専用のブラシで掃く「スイープ」という行為も重要だ。

 氷の表面を激しく掃くことで摩擦熱を生じさせ、ストーンをより遠くへ滑らせたり、曲がり方をコントロールしたりする。この「ほうき」を操る選手の激しい動きは、カーリングの象徴的な光景である。

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画面越しに放たれた「肉球スイープ」

 カーリングの試合の最中、イタリア国籍の黒猫のミニーは、お茶の間のテレビにくぎ付けになっていた。

 スウェーデン代表のオスカー・エリクソン選手が放ったストーンを放った瞬間、  ミニーは画面の前で身を乗り出すと、滑っていくストーンを目掛けて前足を動かし始めた。

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 イタリア代表を助けようとスイープがボタンに近づかないよう、進路妨害のための肉球スイープとみられている。

 まるでブラシのごとく、肉球を画面の上で動かしている。その肉球スイープはエリクソン選手の顔面にまで及んだ。

 母国の危機に際し、一匹の猫としてできる限りの加担を試みていたようだ。

 しかし、ミニーの応援もむなしく、イタリアはスウェーデンに点差を広げられ、最終的に4対9で敗北した。

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敗戦を乗り越え、地元で掴んだ銅メダル

 この日の直接対決では敗れたものの、イタリア代表は予選の戦いを勝ち抜き、2月10日の3位決定戦へと駒を進める。  

 運命のイギリス戦。イタリアは地元の声援を背に5対3で勝利を収め、見事に銅メダルを獲得した。

 一方、ミニーが妨害を試みたスウェーデンは、この種目で金メダルに輝いた。

 遠隔操作をしてまでも自国を勝たせたいというミニーの思いは、イタリア国民の心に響いたようで、Instagramの投稿には22万以上のいいねが集まった。

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なぜ猫はカーリングに「参戦」してしまうのか?

 とまあ、ここまでは人間目線での話だったが、実際の話、猫がカーリング競技の映像に反応するのには、動体視力と狩猟本能が関係している。

 氷の上を滑るストーンの動きや、スイープで激しく上下するブラシの様子は、猫にとって「逃げる獲物」のように映る。

 特にカーリング特有の、ゆっくりとした回転を伴う動きは、猫の「捕まえたい」という本能を刺激するのだ。

 ミニーにとっては、母国を思う気持ちと本能が合致した、魂の「参戦」だったといえるだろう。

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