オーストラリア・シドニーのレストランで撮影された防犯カメラの映像が、SNSや各国メディアで拡散されて波紋を広げている。
映像に映っていたのは、客の男性が自分の脇の下から毛を抜き取り、それを料理の皿に載せているように見える場面だった。
この客は6人家族で来店しており、出された食事をほぼ食べ終えた後、「毛が入っていた」と主張して、支払いをせずに店を後にしたという。
注文した高級ステーキに「毛が入っていた」と支払い拒否
2026年2月11日の夜、シドニーのザ・ロックスにあるレストラン「ポニー・ダイニング[https://www.ponydiningtherocks.com/]」に来ていた客が、「食事に毛が入っていた」として会計を済ませずに店を出た。
店側の説明によれば、この一家は両親と子供4人の計6人で来店し、前菜や飲み物、ワインを一通り注文したあと、1.8kgのトマホークステーキをオーダーした。
ステーキの価格は時価で、注文前にきちんと金額も伝えられていたという。
だが、食事の終盤になって「料理に毛が入っていた」と主張し、支払いを拒否しようとした。
ポニー・ダイニングの料理長ニール・ノーラン氏は、その時の様子を次のように語っている。
正直、少しおかしいとは感じました。前菜、飲み物、ワインを一通り頼んだあとで、1.8kgのトマホークですからね。
最初からやるつもりだったんだと思います。今年でこの店に20年いますが、こんな詐欺まがいの話は聞いたこともありませんでした。
キッチンに戻された皿はほとんど食べ終わっていて、骨だけが残っていたという。そして皿の上には問題の毛が置かれていた。
そして男がクレームを入れ始めると、同行していた妻が突然わざとらしく泣き出す場面もあったという。
まさにアカデミー賞級の演技でしたよ。だからすぐに、何か裏があるとわかりました。見ればわかるレベルでしたからね。クレームで感情的になる人はいますが、これは明らかに別物でした
警察には対応してもらえず、防犯カメラの映像を公開
店側は警察に通報したものの、当時は証拠となる映像をその場で提示できなかったため、「民事上の問題なの対応は難しい」と告げられたという。
そこで防犯カメラの映像を確認すると、クレームを入れた男性が、自らの脇の下から毛を抜いて、さらに乗せている様子が写っていたのだ。
今回、店側がこの防犯カメラの映像を公開した背景には、こうした初動の事情もあったとみられるが、映像が公開されるとネットでは大きな反響があった。
- なんて模範的なお父さんなんだろうね。子供たちの前でこれだよ
- 飲食店のオーナーにとって、こういう客は本当に厄介だ
- で、結局どうなったんだ? 逮捕されて、この地域の飲食店すべて出禁になっていることを願うよ
- オーストラリア中の店を出禁にされて、最低でも1か月は刑務所に入るべきだろ
- 卑劣だしフェアじゃない。お金が払えないからって、こんなことする理由にはならない。正直な人や店側が、そのツケを払う必要なんてない
- 600ドル(約66,000円)の請求に加えて詐欺の罰金も支払ったのかな。過去に何度これをやってきたんだろう
- 何度もやってきたんだろうね。それに皿を舐めるほど食べてるなら、料理は問題なかったってことだろ
- ひどいな。カメラに映っていてよかった。
- 600ドルのステーキと脇毛を抜くこの男、どっちが忌々しいかな
- まあ、値段のほうだろ
- 払えないなら外食するな。他人の商売を台無しにするな。店も従業員も家族を養っているんだ。自分勝手すぎる
- なんて最低な父親だ。子供たちにとってどれだけ恥ずかしいか。
- 顔を公開しろ。そうすれば、もうこんなことはできなくなる。起訴して、社会奉仕も課すべきだ。まともなオーストラリア人がどれだけ苦労して金を稼いでいるか学ぶためにも、子供への教育のためにも
- これが初犯だとは思えない。何度も同じことをやってきたはずだ。子供たちに素晴らしい反面教師となるだろう
下が防犯カメラの映像である。子供は文字通りお皿を舐めていて、美味しい食事を堪能しているようだ。
そして父親がちまちまと、自分の脇の下から毛を抜いているらしき様子も、しっかりと写っている。
隣の店も同じ被害に遭っていた?
ポニー・ダイニングは薪を使ったアイルランド風のグリル料理が名物のダイニングレストランで、高品質なステーキが人気を呼んでいるそうだ。
ザ・ロックスというエリア自体が観光スポットとしても有名で、多くの飲食店がひしめく中で、2006年から約20年間営業を続けているお店である。
そんなお店で「料理に毛が入っていた!」などというクレームがあったとなると、風評被害も無視できない。
問題なのは、お金を払わないことだけじゃありません。こちらの評判や店の名前に与える被害も大きいんです
この映像を公開した後、ポニー・ダイニングにはこんな驚くべきメッセージが寄せられたという。
私はあなたがたのすぐ隣でレストランのマネージャーをしていますが、彼らはうちでも全く同じことをしたんですよ
どうやら一家は、この手口の常習犯のようである。2026年、2月28日現在、彼らが逮捕されたという情報はまだない。
References: Customer’s ‘repulsive’ act at one of Sydney’s most premium restaurants[https://www.news.com.au/lifestyle/food/restaurants-bars/customers-repulsive-act-at-one-of-sydneys-most-premium-restaurants/news-story/a328118e778bcddd14dc960cc5c6eafd]











