車には猫が潜んでいることがあるため「猫バンバン」が推奨されているが、予期せぬ動物が潜んでいることもある。
アメリカの整備工場に持ち込まれた車のオイル交換を行おうとしたところ、エンジンルームに潜んでいたのはなんと野生のうさぎ!
作業にあたっていた整備士がリフトで車を持ち上げたところ、内部に潜むモフモフした影に遭遇した。
整備士は最初猫化と思ったそうだが、鼻がピクピク動いていることで、うさぎであることに気が付いたという。寒さをしのぐためにもぐりこんでいたようだ。
日常のオイル交換が驚きの救出劇に
アメリカ、マサチューセッツ州デダムにある整備工場「East Dedham Sunoco[https://www.facebook.com/eastdedhamsunoco]」で2026年2月下旬、整備士のダニエル・ハジム・タヌース氏が、顧客から預かった車の定期メンテナンスを行おうとしていた。
リフトを使って車を高く持ち上げたとき、エンジンルームの奥に何かが潜んでいることに気がついた。それはもふもふの毛に覆われており、あきらかに動物だった。
猫かと思いきや動く鼻でうさぎと判明
車の中に動物が入り込むケースとして、真っ先に思い浮かぶのは猫だろう。
日本でも、エンジンルームやタイヤの隙間などに入り込んだ猫を逃がすためにボンネットを叩く「猫バンバン」という習慣が知られているが、アメリカでも同様の事案が発生している。
タヌース氏も最初はその姿を見て、最初は猫だと思ったという。
しかし、じっと観察していると、その動物の鼻が小刻みにピクピクと動いているのが見えたという。
そこで彼は気が付いた。車の中に潜んでいたのは、猫ではなく、愛らしい野生のうさぎだったのだ。
このうさぎは、車がどこかに停車している間に、暖かさや安全な隠れ場所を求めて車体の下部から潜り込んでしまった可能性が高いという。
このうさぎは、野生のトウブワタオウサギ[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A6%E3%83%96%E3%83%AF%E3%82%BF%E3%82%AA%E3%82%A6%E3%82%B5%E3%82%AE]だという。
トウブワタオウサギは北米に広く生息する野生種で、ペットとして飼われるうさぎとは異なり、非常に警戒心が強く逃げ足が速いのが特徴だ。
マサチューセッツ州では庭先や公園でもよく見かける非常に身近な野生動物だ。
整備の手を止めて始まった救出ミッション
そのまま作業を続ければ、うさぎの命に関わる危険がある。タヌース氏は本来の整備業務を一時中断し、この小さな迷子を助け出すための「救出ミッション」を開始した。
うさぎが入り込んでいたのは非常に狭い場所だったため、エンジンの下部にあるカバーを取り外す必要があった。
カバーを外すと、驚いたうさぎがエンジンルーム内を逃げ回る場面もあったが、タヌース氏は慎重にうさぎを保護することに成功した。
幸いなことに、保護されたうさぎに怪我はなく、健康状態も非常に良好だった。
タヌース氏がうさぎを抱きかかえて近くの森へと運び、地面に放してあげると、うさぎは元気いっぱいに跳ね回って茂みの奥へと消えていったという。
地元当局からも称賛の声
この心温まる救出劇は、地元のデダム動物管理局[https://www.facebook.com/DedhamAnimalControl/posts/pfbid0cq7teNF8Qnc5Mdo2S3YfnYs2zpPP1p4RT1n4WHRfphFS8ruxLHsfNozFbsQrHLvJl]の目にも留まった。
当局はSNSを通じて、「うさぎを救助した整備チームに拍手を送ります。エネルギーを満タンにして整備も万全になったうさぎは、次の冒険へと飛び出していきました」とユーモアを交えて彼らの行動を称賛した。
これまでにも車の中からネズミなどの小動物を見つけた経験があるタヌース氏だが、うさぎは今回が初めてだったという。
「これほど驚いた出来事は、これまでのキャリアでも間違いなくナンバーワンです」と、忘れられない一日になったことを明かした。











