特別な相手にしか懐かないはずのタイハクオウムが、初めて会った102歳の女性の腕の中へ真っ直ぐに飛び込んでいった。
飼い主を亡くし、アメリカの動物保護施設にやってきたタイハクオウムのピタは、施設を訪れたおばあさんを自ら選び、そのまま寄り添い続けたのだ。
この初対面とは思えない驚きの光景が、多くの人の心を揺さぶっている。
初対面でおばあさんの腕の中へ飛び込んだオウム
カリフォルニア州ロサンゼルスにある動物保護施設「K911 ResQ[https://k911resq.com/]」で、驚きの運命的出会いがあった。
タイハクオウムのピタは、飼い主が亡くなったため、身寄りがなくなり、この施設に保護されていた。
ある日、102歳の女性が、孫娘のサブリナさんと共に施設を訪れた。
するとピタは、初めて会ったおばあさんに向かって迷うことなく一直線に進み、その腕の中へと飛び込んでいったのだ。
おばあさん喜んでピタを受け入れ、たっぷりの愛情を注いだ。
忠誠心の強い鳥が見せた驚きの反応
この光景は、周囲の人々を驚かせた。
タイハクオウムは知能が高く、大型オウムの中でも特に感情が豊かで、信頼した相手には深い愛情を注ぐが、見知らぬ人に対しては非常に神経質で、警戒心が強い習性があるからだ。
このオウムが初対面の相手に自ら歩み寄り、ましてや腕の中に飛び込むような行動は非常に珍しいという。
施設を運営するデボラ・ジョー氏は、タイハクオウムが初めて会った人物にこれほど早く心を開くのは、過去に見たことがないと話す。
二人が見つめ合う様子は、まるで前世でつながっているかのようで、運命の相手「ソウルメイト」と再会したように見えたという。
最愛のパートナーを亡くした者同士のめぐり逢い
なぜピタは、おばあさんに一瞬にして心を許したのだろう?
おばあさんは以前から鳥好きで、夫と共に、長年コザクラインコを飼っていたという。だが、夫とインコも先にこの世から旅立っていった。
一方でピタは、最愛の飼い主を亡くし、この施設にやってきた。
孫娘のサブリナさんは、初対面の二人が一瞬で打ち解ける姿を見て、「もしかしたら、天国のおじいさんが、寂しい思いをしているおばあさんのためにこの鳥との出会いをもたらしてくれたのかもしれない」と感じたという。
おばあさんとの別れを惜しんで歩行器に飛び乗る
3時間ほど続いたおばあさんとタイハクオウムの交流だが、帰る時間となった。
だが、おばあさんが施設を去ろうとすると、ピタは彼女が使っていた歩行器の上に飛び乗り、ついていこうとしたのだ。
施設は自宅から車で一時間ほどの距離にある。おばあさんとピタの姿を見たサブリナさんは、またおばあさんをここに連れてくることを誓った。
おばあさんも、ピタに会うという新たな生きがいができたようだ。











