アメリカ・オハイオ州メダイナ郡で、郡全体のインターネットが数日にわたって完全に停止する大規模な通信障害が発生した。
当初は工事業者のミスによる光ファイバーの切断が疑われていが、し調査の結果、驚くべき真犯人が浮上した。
犯人は、通信設備の中に巣を作っていた1匹のリスだったのだ。
郡全体の通信を支える光ファイバーの基幹回線がダウン
2026年2月20日、オハイオ州北部に位置するメダイナ郡(で、郡のあらゆる通信を支える土台である光ファイバーの基幹回線が突如として機能しなくなった。
この光ファイバー網は、インターネット接続だけでなく、その回線を利用して運用されている電話システムも一括して管理する通信の要だった。
この基幹回線がダウンしたことで、金曜日から日曜日までの丸一週末にわたって郡全体のネットワークが完全に停止。
役所などの行政サービスがすべてストップするという異常事態に陥った。
郡の担当者は当初、地下で穴を掘る工事をしていた業者が、誤って光ファイバーケーブルを物理的に切断してしまったのだと考えていた。
犯人は1匹のリス!設備の中に巣を発見
しかし、通信が途絶えた場所を特定するために調査を進めた結果、技術者たちはついに犯人を突き止めた。
光ファイバーを収容しているインフラ設備の中に、1匹のリスが入り込み、立派な巣を作り上げていたのだ。
郡の行政実務を統括する責任者であるマット・スプリンガー管理官は、事件直後に開かれた会議[https://www.facebook.com/watch/live/?ref=watch_permalink&v=27041106412156211]で、郡全体の通信をマヒさせた正体が、装置の中で光ファイバーをガリガリとかじり切ったリスであったことを明らかにした。
スプリンガー管理官は、「こんなことは作り話でもなかなか思いつきませんよ」と語り、言い訳ではなく本当のことであることを主張した。
約150mのケーブルを交換する大工事
リスは巣を作った場所が人間界を混乱させるほど重要な設備であると知らなかったのだからしょうがない。
本来であれば、もしメインの回線が故障しても通信が止まらないよう、自動で予備の回線に切り替わる仕組みが備わっていた。
ところが、この仕組みが正常に働くための設定を人間側がミスしていたことも判明した。どうやらリスだけのせいではなかったようだ。
リスがケーブルをかじった際、本来なら予備に切り替わって被害を最小限に抑えるはずだったが、設定不備のせいで機能しなかったのだ。
その結果、たった1カ所の切断が郡全体のシステム停止を招くという最悪の結果になってしまった。
アメリカではリスによる停電や通信障害が起こりがち
会議の席では、郡の政策を決定する委員の一人であるスティーブン・ハンブリー氏が、「SNS上では宇宙人説以外のすべてのうわさを目にした」と冗談を言って場をなごませる場面もあった。
郡は今後、二度と同じような被害が出ないよう、物理的な防衛策として、ケーブルを収容する地下設備を新しい頑丈なケースへと入れ替え、リスの侵入を遮断する工事をすでに行った。
さらに、スプリンガー管理官はインターネットプロバイダーのライトスピード社や地域の光ファイバーネットワークの代表者と協議を行い、将来の通信障害を確実に防ぐための運用計画を策定した
アメリカにはどこにでもリスが存在することが知られているが、実はリスによって、停電や回線が切断されたのは今回が初めてではない。
電力・通信会社にとってはリスは潜在的脅威として知られており、長年の課題とされている。
鋭い歯を持つリスがインフラのケーブルをかじることで起きる停電や通信トラブル[https://x.com/DicksonElectric/status/1597627516961058817]は、全米で何度か繰り返されている。
References: Cleveland[https://www.cleveland.com/news/2026/03/the-squirrel-that-broke-the-internetin-medina-county.html]











