アメリカ・ニューヨーク州のアンティークショップで、ニワトリの置物の隣に本物のフクロウが寄り添い、居眠りしていた。
通報を受けた環境保護官がこのアメリカオオコノハズクを無事に保護し、近くの森へ帰した。
野生動物の保護を担う州当局は、夜行性のフクロウが店の棚を休息場所に選ぶのは極めて珍しい出来事であると報告している。
ニワトリさんがいるから安心しちゃったのかな?
アンティーク店の棚に本物のフクロウがちょこん
2026年2月21日、ニューヨーク州グリーン郡イーストダーラムにあるアンティークショップで、客が棚に並ぶ商品の中に本物の鳥が混ざっていることに気づいた。
その鳥は、陶器で作られたニワトリの形をしたクッキー入れのすぐ隣で、静かに目を閉じて眠っていた。
店員から通報を受けたニューヨーク州環境保護局(DEC)は、環境保護警察官のダレン・ミリロン氏を現場に派遣した。
ミリロン氏が確認したところ、棚でニワトリ(陶器)と寄り添って休んでいたのは「アメリカオオコノハズク」という小型のフクロウだった。
店員は、あまりにも動かないため最初は良くできた置物だと思ったそうだ。
無事保護され自然に帰される
今回見つかったアメリカオオコノハズクは、ニューヨーク州を含む北米東部に広く生息する一般的なフクロウだ。
体長は20cmほどと小さく、樹皮にそっくりな灰色の羽を持っているため、自然界では木に同化して姿を隠すのが得意な性質を持つ。
このフクロウは夜行性であり、日中は天敵から身を守るために樹洞(じゅどう)と呼ばれる木の穴の中で眠って過ごす。
ニューヨーク州環境保護局によると、この鳥が本来のすみかである木の穴ではなく、なぜアンティークショップの棚に入り込み、休息場所にしたのかは不明で、非常に珍しいケースであると述べている。
この個体は幸いにも怪我をしておらず、ミリロン氏の手で慎重に保護された後、近くの森にある木の上へと無事に放された。
ニューヨーク州環境保護局による野生動物の保護活動
今回の救出劇を担当したニューヨーク州環境保護局(DEC)[https://dec.ny.gov/news/press-releases/2026/2/environmental-conservation-police-on-patrol-0]の法執行部は、州内の野生生物の保護や環境維持を目的として1880年に設立された歴史ある組織だ。
環境保護警察官たちは、動物の保護だけでなく、密猟の監視や違法なペット取引の取り締まりなど、ニューヨーク州の自然を守るための幅広い任務を担っている。
2025年の統計によれば、同局には年間で10万件を超える通報が寄せられており、その内容は多岐にわたる。
今回のフクロウの居眠り騒動は、こうした日常的な保護活動の一環として解決された。
References: Dec.ny.gov[https://dec.ny.gov/news/press-releases/2026/2/environmental-conservation-police-on-patrol-0]











