アメリカ・バーモント州で、ピーナッツバターのガラス瓶に頭がすっぽりはまって抜けなくなったアライグマが、パニックに陥り、高い木の上に登った状態で、身動きが取れなくなっていた。
通報を受けて駆けつけた消防隊員たちは、木の上で瓶を被ったまま立ち往生するアライグマを梯子と捕獲棒を駆使して無事救い出すことに成功した。
そのうち「あの時のアライグマです」と恩返しに来てくれるのかどうかは今のところちょっとよくわからない。
瓶に頭がすっぽりはまったアライグマ
アメリカ北東部に位置するバーモント州のシェルバーンの町で、3月中旬、地元の水道局の職員が、頭に奇妙なものを被ったまま木の上で震えているアライグマを発見した。
アライグマは、民家のゴミ箱などから見つけ出したピーナッツバターの瓶に、頭を深く突っ込んで食べていたようだ。
ところが瓶から頭が抜けなくなり、パニックに陥ったアライグマは地上約7.6mの高さがある木の枝まで駆け上がってしまった。
視界を遮られ、呼吸も苦しい状態で高い場所まで逃げ込んだアライグマは、自力ではどうすることもできない絶体絶命の状況に陥っていた。
消防隊が出動し、救助作業を展開
通報を受けたシェルバーン消防署の隊員たちが現場に到着すると、そこには不運な姿で枝にしがみつくアライグマの姿が!
消防署は当時の状況を「ピーナッツバターを見つける運には恵まれていたが、容器を外す運までは持ち合わせていなかったようだ」とInstagramで報告している。
救助隊員はすぐさま梯子を木にかけ、アライグマがいる枝の近くまで登った。
隊員はアライグマを刺激して落下させないよう慎重に距離を詰め、安全な距離から捕獲棒を巧みに操って頭の瓶を固定し、引き抜くことに見事成功!
アライグマはついに自由な視界を取り戻した。
ゴミの適切な廃棄が野生動物の命とプライドを守る
瓶から解放されたアライグマは、しばらくの間、木の上で呆然としていた。
消防署は「自分の人生の選択について考え直していたのかもしれない、あるいは下の野原で幸運)四つ葉のクローバーを探していたのかもしれない」とユーモアを交えて述べている。
幸いなことに、アライグマに怪我は一切なかった。傷ついたのはプライドだけだったようだ。
今回の騒動は、人間が捨てるゴミが野生動物にとってどれほど危険な罠になるかを改めて世に知らしめた。
シェルバーン消防署は住民に対し、食品の容器は必ず中を洗ってから適切に廃棄し、ゴミ箱の蓋をしっかりと固定するよう強く呼びかけている。
ちょっとしたゴミの不始末が、近所の野生動物を「ピーナッツバターの瓶」という恐怖の迷宮に閉じ込めてしまうこともあるのだ。
References: Instagram[https://www.instagram.com/p/DV_meoXFqiG]











