アメリカで、ピザ配達員の男性が、配達先で出会った猫を保護して家族に迎え入れるという心温まる出来事があった。
自ら車に飛び込んできた人懐っこい猫を、男性はプライスレスな「人生最高のチップ」として受け入れたのである。
この猫は、引っ越しの際に置き去りにされた猫だったことがわかり、家族に迎え入れることを決意したのだ。
配達先で予期せぬ出会い、プライスレスなチップを受け取る
2025年のクリスマス直前、アメリカでピザ配達員として働く男性が、注文を受けた家にピザを届けに訪れた。
車を止めてドアを開けると、1匹の非常に人懐っこい、ふわふわのミックス柄の猫が駆け寄り、そのまま車内へ飛び込んできたのである。
アメリカには、サービスを受けた際に感謝の印として現金を渡すチップ文化がある。
ピザの配達員にとってチップは、生活を支えるための重要な収入源だ。
しかし、この日の男性が受け取ったものは、現金よりもはるかに価値のあるプライスレスなチップだった。
引っ越しの際に置き去りにされた猫だった
当初、配達員の男性はこの猫を注文主の飼い猫だと思い、優しく撫でてから外へ出して、玄関先でピザを渡した。
その際、注文主の男性に「可愛い猫ですね」と話しかけると、その猫はこの家の飼い猫ではないという。
話によると、以前隣に住んでいた住民が引越しの際に置き去りにしていった猫だったのだ。
近隣住民が時折エサを与えていたが、すでにペットを飼っていた家庭が多く、猫を引き取る余裕はなかった。
厳しい冬の寒さの中、置き去りにされた猫は誰かに助けを求めるように、配達員の車へ飛び込んだのである。
猫に飼い主がおらず、路上に放置されている現状を知った配達員の男性に、注文主は「良ければ連れて帰ってもいいよ」と言われ、男性は迷うことなくその場で猫を連れて帰る決意をした。
男性は、どうしてこんなにやさしくて人懐っこく、かわいらしい猫を見捨てられる人がいるのか理解できないと思ったそうだ。
人生最高のチップは人生最高の相棒となる
配達員の男性は、新しく家族になったこのメスの猫に「リンゴ・スター」と名付けた。
男性がRedditにに投稿した写真には、リンゴ・スターの変化が記録されている。
初めて動物病院を受診した時には、尻尾やお腹に絡まった毛玉ができていたが、幸いにも健康状態は良好であった。
他にも出会った初日の写真や、現在は新しい家で「安全で健康な室内生活を満喫している」様子を捉えた写真が公開されている。
SNSのユーザーからは「猫は君が来るのを待っていたんだよ」と、この幸福な出会いを祝福する声が相次いだ。
もちろん最適な人材に、最適な猫を派遣するNNN(ネコネコネットワーク)の海外版、CDS(猫分配システム)の関与を疑う声も上がった。
現金のチップもうれしいものだが、日常に幸せを与えてくれる猫はそれ以上の報酬となったようだ。
References: Reddit[https://www.reddit.com/r/cats/comments/1s148v9/delivered_a_pizza_and_came_home_with_the_best_tip/]











