病院は嫌にゃ~!診察から逃れようとした猫、椅子に挟まり消防隊が救出
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 動物病院が嫌いな猫は多い。なぜか病院に行くことを察して雲隠れしてしまい、診察時間に間に合わずあたふたした経験がある飼い主も多いだろう。

 アメリカで、健康診断に行くのを嫌がった猫が、飼い主から逃げようとリクライニングチェアの機械部分に挟まり、抜け出せなくなるという事案が発生した。

 消防隊員が出動し、椅子を切断して無事に猫の救助に成功した。

 この救出劇は、2026年3月21日にアメリカのカンザス州にあるオーバーランドパーク警察署[https://www.instagram.com/p/DWJnUz_jmJD/]が発表した。

動物病院に行くことを察知した猫が椅子の内部に逃げ込む

 アメリカ・カンザス州オーバーランドパークで、飼い主は、年に一度の健康診断を受けさせるため、茶白の飼い猫を動物病院に連れて行こうとした。

 だが勘のいい猫は、キャリーケースに入れられる気配を敏感に察知した。

 猫は飼い主の手から逃れるため、リビングにある機械式リクライニングチェアの隙間に忍び込んだ。

 しかし、椅子の内部にある複雑な金属製の土台に猫の体が入り込んでしまい、自力では抜け出せない状態となってしまった。

 飼い主は何とか救い出そうとしたが、内部はバネやヒンジなどが入り組んでおり、引き抜くことは不可能だった。

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電動のこぎりで椅子を切断して猫を救出

 そこで飼い主は、助けを求めて警察に通報した。

 アメリカの警察組織には「動物管理部門(アニマルコントロール)」という専門部署を設けているところも多いため、ペットの非常事態には警察に連絡するケースがある。

 事情を聞いたオーバーランドパーク警察署は、消防署に連絡し、一緒に現場へ駆けつけた。

 まずは1人の警察官と2人の消防士が革製の重い椅子を持ち上げ、別の隊員がライトと工具を使って猫の状態を確認した。

 猫のお腹は、ちょうど椅子の金属部品に圧迫された状態で、機械部分に深く絡み合っていた。

 手作業で抜き出すことは困難であり、猫を救い出すには電動のこぎりで椅子を切断するしかなかった。

 隊員らは飼い主に許可を得ると、猫の体にのこぎりの刃や火花が当たらないよう、厚手の保護手袋や板で猫を守りながら支えた。

 電動のこぎりが作動し、隊員は椅子の金属フレームを切断した。

 椅子が真っ二つに切断され、猫の周囲に十分なスペースが確保されたことで、ようやく挟まれていた脚を外す準備が整った。

 最後に、隊員はドライバーなどの工具を使い、切断された金属格子から猫の脚を一本ずつ丁寧に抜き出した。

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無事に救助された猫はそのまま動物病院での検診へ

 警察と消防隊員の懸命な救助活動により、猫は怪我をすることなく無事に椅子の外へと救い出された。

 オーバーランドパーク警察署は、公式Instagramへの投稿で「これは素晴らしいチームワークの例だ。猫は無事であり、そのまま年1回の健康診断のために獣医のもとへ到着した」と報告した。 

 この投稿には、多くの市民から「素晴らしい仕事だ」「猫が無事で本当に良かった」という感謝のコメントが寄せられた。

 また、同じように茶トラの猫を飼う人々からは、猫が通院を避けるためにどれほど突拍子もない行動をとるかという共感の声も上がっていた。 

 警察の投稿には、「#8livesleft(残り8つの命)」というハッシュタグが添えられていた。

 欧米では「猫には9つの命がある」という言い伝えがある。今回危機を脱した猫に対し、「あと8つの命がまだ残っている」と表現して無事を祝う警察のユーモアだ。

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