表情がよりリアルに。中国のヒューマノイド美女最前線
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 重要なのってやっぱ顔?人間そっくりなうえに繊細な表情も。中国のロボット企業が公開した黒髪セーラー服の美女型AIヒューマノイドロボットがSNSで反響を呼んでいる。

 さらなる進化系と注目されるこのロボは、AheadForm(首形科技) 社 が手がけた「Origin(オリジン) F1」。頭部のみにもかかわらず、ガチな人間らしさに目を疑うばかりだ。

 とにかく人間に迫るリアルな顔に心血を注ぐ同社だが、本作は一段と表情がリアルになり、見る者をくぎ付けにする。

 ロボット研究者のXポストでたちまち話題に。飛躍的に極まっていくビジュアル系ヒューマノイドの最前線と海外ユーザーの反応をお伝えしよう。

女性型バイオニックヒューマノイド「Origin F1」

 こちらがこのたび話題のロボット。中国のヒューマノイドロボット企業AheadForm(首形科技)の女性型バイオニックヒューマノイド「Origin(オリジン) F1」。皮膚も中身も最新とのこと。

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 遠目に見ればもう人間。伏し目がちな感じもリアル
 今回はストレートの黒髪でセーラー服バージョンも披露

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 まばたきしたり、ゆっくりを視線を動かしたり、首を少しかしげるようにして見つめたり

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 と思えば、ふいに何か思いついたように目を上げる動きも。

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 頭部しかないオンリーヘッドバージョンなのに、まるで生きてるような完成度に目を奪われる。

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人間らしい顔にこだわるAheadForm社

 AheadForm社は、人間らしいリアルな顔にこだわることで有名で、2025年にも、同様の表情と反応をみせる全身バイオニックフィギュアモデル「Xuan」の「エルフシリーズ」や

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F1同様、頭部だけの「Origin M1(Only Head version)」を公開している。

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 男性版であるM1もずいぶんきれいな顔立ちだが、比べるとF1のほうが目が大きく、まつ毛も長くてびっしり。 眉毛は見えないが、鼻も細めでより華奢な印象。

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 ただ個人的に思うのは、どちらも美男美女だし仕草も自然で人間っぽさを感じるけども、顔の造作自体はM1よりF1のほうが若干2次元寄りになった気もする。

 顔に対して目が大きかったり、あごがかなり細いとことか。

 CGアニメのゲームキャラが実体化したらこんな感じ?みたいな。とはいえ総合すれば不気味の谷を越えた印象。

 多少現実離れ気味でも綺麗だし、それぐらい夢があったほうがいいのかな。

「顔」に注力する中国のヒューマノイドロボット産業

 ますます加速する人間的なビジュアルだが、近年中国の人間型ロボット産業全体もとりわけ「顔」に注力しているもよう。

 そんなビジュアルタイプの動画はSNSでも話題になるが、近年は「生きてるような見た目のほど売れるのか?」といった議論が巻き起こっているそう。

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 その議論を白熱させたのがロボット研究者Yuhang Hu氏のX投稿だ。

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 同じく中国のロボット企業Shouxing Technologyの創設者である同氏が、2026年3月22日「Origin F1」の動画をシェアしたことでより注目度が上がったという。

「無表情だと受け入れられない」との声も

 かつてはSFによく登場していたヒューマノイド。だが昨今は「人型ロボットは現実社会に受け入れられるか?」といった真剣な議論がしばしば交わされている。

 自分たちに似たロボットの未来に興味をもつのは当然かもしれないが、中でも目立っているのが「人間と違って無表情のロボットは消費者に受け入れられない」という意見だ。

 しかし実際にはAIの登場でそのハードルはグッと下がった。

 完全な人間には及ばぬとも、人間とリアルタイムの対話をこなすAIと、人間そっくりだけでなく表情までもつロボットの統合が始まってるからだ。

人の呼びかけに応じ多様な表情を見せるOrigin F1

 実際中国では、合成皮膚、マイクロアクチュエータ、AIの組み合わせで、人間に近い感情をリアルタイムで表現できるヒューマノイドヘッドを実証している。

 話題のOrigin F1もAIとの接続で、さまざまな表情を披露。

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 2026年3月8日公開の動画では、アップグレードを控えた金髪のOrigin F1が、人間の呼びかけに応じ、焦りや恐怖、思考やひらめきといった表情を見せる様子や、会話するシーンがうかがえる。

 ただ表情は決して豊かなほうではなく、全体に控えめでクールな印象。人工皮膚の限界かもしれないが、表情ジワができるほどはっきりしたものは見られない。

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 それでも顔認識・追尾機能か、人間をちゃんと見て話したりと反応の速さもすごい。それに仕草も極端ではなくナチュルに見える。

 このデモは、視覚、音声、言語をリアルタイム処理できるOmni AIとの接続で行われたが、すでにここまで実現してるのだ。

 「受け入れられない」という声の一方、上の動画への視聴者の反応はというと、以下のようなポジティブな声が多く、やはり表情変化があると好感度も上がるようだ。

  • もうちょいや
  • 金ならいくらでも払う
  • ゆっくりでも現実に近づいてんな
  • 未来は明るい!
  • やっと独身とおさらばできそう
  • サイバーパンクの時代到来
  • 来たか攻殻機動隊[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BB%E6%AE%BB%E6%A9%9F%E5%8B%95%E9%9A%8A]

開発分野でリードする中国がヒューマノイド大国に?

 とまあ、ロボット開発分野でリードを続ける中国だが、このぶんだと近い将来ヒューマノイド大国になりそうな予感。

 AheadForm社の技術もどんどん上がりそうだし、こうした製品が本格的に市場に出れば、ヒューマノイドにとって重要なのは顔なのか?といった人々の問いにもいずれ答えが出るだろう。

 人類にこれまでにない新体験をもたらす次世代ヒューマノイドの台頭は、もう目前までせまってるのかもしれないな。

References: China’s humanoid robot with lifelike expressions can smile, emote during interactions[https://interestingengineering.com/ai-robotics/lifelike-humanoid-robot-sparks-debate]

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