審査員もギョギョッ!お魚もカスタムカーなら走れるんです。なんと金魚が“車を運転”し、世界記録を樹立という楽しいニュースがイタリアから舞い込んだ。
栄えあるタイトル保持者は、「Blub(ブルブ)」という名の金魚。
飼い主のトーマスさんが作った車を上手に操作し、「金魚がモーションセンサー付きの車で1分間移動した最長距離」を打ち立てた。
審査員が見守る中、最低ラインの5メートルをあっさり超えて、その倍以上の12.28メートルを走ったブルブ。可愛いうえにユニークで、未来要素もほんのり感じる世界記録に迫っていこう。
「金魚がモーションセンサー付きの車で1分間移動した最長距離」のギネス世界記録を達成
イタリア・ミラノで収録されたテレビ番組「Lo Show dei Record」で、金魚の Blub(ブルブ) がギネス世界記録に挑んだ。
その挑戦が行われたのは 2025年1月23日のこと。
審査員が見守る中、ブルブは水槽付きのカスタムカーをせっせと操り、1分間で12.28メートル(40フィート3.46インチ)もの長距離走行に成功。
見事「金魚がモーションセンサー付きの車で1分間移動した最長距離」という珍しいタイトルを獲得した。
水槽を載せた車にモーションセンサーカメラを搭載
ブルブの車を制作したのは、飼い主でもあるオランダ出身のエンジニア、トーマス・デ・ウルフさん。
その仕組みは、水槽を載せた車にモーションセンサー付きカメラを搭載したことで、水槽内で金魚が動いた(泳いだ)方向へ車が進むというもの。
そのカメラは明るい赤色の魚にのみ対応するため、ここでは金魚のブルブしか動かせない。
なかなか面白い仕組みだが、この車について、トーマスさんはこんなふうに述べている。
普段の仕事はかなり単調なので、人々を楽しませるものを作りたかった。自分の“真面目な”仕事を楽しいものに変えたかったんです
1分間に最低5メートルの認定条件を余裕でクリア
なお今回の記録認定には、 1分間に少なくとも5メートル以上移動すること、という条件があった。それ以外は、進行方向も自由で、後退も有効とされた。
審査員は、車輪につけられたマークの色が地面に触れた回数を数えることで、正確な移動距離を測定。
その測定を終えるとすぐにブルブの素晴らしく、そして珍しい世界記録を笑顔で讃え、彼らに向けてギネス認定証を手渡した。
ブルブへの説明に悩む一幕も
車に乗ったブルブと一緒に、大喜びで認定証を受け取ったトーマスさんだが…
「でもどうやってブルブに説明すればいいんだろう?」と、照れながらぽつり。
一番の主役だったブルブにも、がんばったね、おめでとう!って教える方法があったらいいのに。
でもひょっとしたら全部わかってて「今日は特別走ったからね、すごいでしょ!」って思ってたりして。
移動が難しい人に役立つ可能性
番組内では、直感的な操作で進むブルブの車の技術が、身体に障害のある人に役立ちそうだという話題になり、トーマスさんもそのアイデアに賛同。
「いつか移動が大変な人を助けられたらいいな、と思っています」と答えていた。
さらに今回の発明の狙いについて、「この種の技術で何ができるか、を示すことです。それは特に真面目なものじゃなくてもいいんです」 とも語っている。
この挑戦は、審査を経て、2026年3月13日 ギネス世界記録として正式に発表[https://www.guinnessworldrecords.com/news/2026/3/goldfish-drives-own-car-thanks-to-dutch-computer-engineers-record-breaking-invention?]された。
金魚が運転といえば、前に水槽車を目的の場所に移動させることに成功したイスラエルの研究や、車の運転を覚えさせたネズミが運転を楽しんでいた、というアメリカの研究も話題になったが、確かにこの手の発明は面白い。
ただ金魚が車を走らせた、で終わりじゃなくて、将来何かに応用できそうなポテンシャルを感じるね。
References: Guinnessworldrecords[https://www.guinnessworldrecords.com/news/2026/3/goldfish-drives-own-car-thanks-to-dutch-computer-engineers-record-breaking-invention?] / People[https://people.com/blub-the-goldfish-sets-guinness-world-record-for-driving-motion-sensing-vehicle-11927279]











