【この記事のポイントは?】
◆3月1日Netflixで公開される映画『ロ・ギワン』の視聴ポイントが公開された
◆不慣れなヨーロッパの地を背景にギワンの旅を追うという新鮮な素材に加え、主演俳優たちの熱演も見逃せない
◆また異国の中に込められた彼ら異邦人の情緒を、撮影地はもちろん小道具などを通じても表現されたという
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[韓国エンタメニュース]
来る3月1日にNetflixにて公開を控えている『ロ・ギワン』が、視聴ポイント3つを公開した。
#1 不慣れな土地、人生の末に立った異邦人
人間らしい人生を生きるためのロ・ギワンの旅を追う新鮮な素材
『ロ・ギワン』は、人生最後の希望を抱きベルギーに到着した脱北者ギワンと、人生の理由を失った女性マリがお互いに引っ張られるように惹かれ合うストーリーを描いた作品。
ヨーロッパの不慣れな土地で難民申請を受けるために孤軍奮闘するロ・ギワン。そんな彼の人生を見つめる温かな視線と癒しが垣間見える作品だ。演出を務めたキム・ヒジン監督は、実際に難民申請を受けた脱北民を取材し、彼らの表情や眼差しなど外的要素だけでなくその中に込められた深い感情まで表現しようとしたという。
また冷酷な現実の中でも人生への強い意志を見せるロ・ギワンを追い、彼を見守り癒されるよう引っ張っていくストーリーは新鮮な素材としてスペシャルな映画的感性を創り出す。生きる努力をするギワンと生きる意味を失ったマリ、二人が異邦人として対面する冷酷な現実の中でお互いの温かさを感じ惹かれ合っていくストーリーは、人生の意味への省察と深い余韻をもたらす。




#2 代替不可能ソン・ジュンギの変身×チェ・ソンウンの完璧な消化力!
個性と魅力を兼ね備えた演技派俳優たちのアンサンブル
作品ごとに新しい変身を見せるソン・ジュンギとチェ・ソンウンの出会い、そして個性を魅力を備えた俳優たちのアンサンブルは、『ロ・ギワン』を隙のない演技力で埋め、没入度を高める。
キム・ヒジン監督は「ロ・ギワンはぬかるみの中でも花を咲かせる孤高な雰囲気のある妥協しないキャラクター。ソン・ジュンギは代替不可能だ」とし、彼の熱演を逃せない視聴ポイントに上げた。また元射撃選手という役どころを演じるチェ・ソンウンも週に5回、6カ月間ほど射撃を学ぶなど、並外れた努力を見せたという。




#3 異国的な風景の中に込められた異邦人の情緒
冷たくも温かな空間の質感を収めた“ロ・ギワン”だけの雰囲気
『ロ・ギワン』の主な撮影は、ベルギーと似た雰囲気を持つハンガリーのブダペストで行われた。キム・ヒジン監督は「異国的な風景の中に置かれたギワンが、空間に混ざることなく流離して見えることを望んだ」と語り、イ・ハジュン美術監督は「ヨーロッパ特有の重い色合いが最大限生かされるように質感に神経を注いだ」とした。
またギワンの寄宿舎とマリの家は、制作陣が数多くの場所を探した末に見つけた場所で行われ、ただの居住空間としてではなく小道具にまでキャラクターの情緒まで込められた空間に仕上げたという。




『ロ・ギワン』は3月1日よりNetflixにて独占配信予定。

ソン・ジュンギ、”一度断ったオファー…『ロ・ギワン』は僕の作品”

【Photo】愛溢れ希望に満ちた『ロ・ギワン』制作報告会
写真提供:Netflix
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