『春、出逢い』(著:宮田 愛萌)
かつてアイドルグループに所属し、現在は文筆家として活躍される宮田愛萌さん。8月9日には「短歌甲子園」をテーマにした青春小説『春、出逢い』を刊行しました。
本書では部活存続危機の文芸部員が短歌に出逢うところからはじまり、文芸部部長の吉徳紅乃(よしとく・くれの)のように個性あるキャラクターが詠む短歌がまた味わい深いです。作中に登場する60首近くの歌はすべて宮田さんによるオリジナルのもの。第一線で活躍する歌人の俵万智さんからは、帯コメントをいただきました。小説を読まれた方が少しでも短歌の魅力を感じてくださったら幸いです。ぜひご高覧ください。
──小説現代編集チーム 山下直人
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■レビュワー
◎担当編集者
小説現代編集チーム
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■本の紹介
◎春、出逢い
東京都立櫓門高等学校文芸部・二年生で部長の吉徳紅乃は、先輩の木虎礼登と部員集めに奔走していた。顧問の先生の提案から短歌初心者が多い中、八月に開催される短歌甲子園出場を目指すことに。瑞々しく等身大の言葉で競い合う、作家・宮田愛萌が描く高校生たちの熱き青春譚。
- - 主書名:『春、出逢い』
- - 著:宮田 愛萌
- - ISBN:9784065363003
- - この本の詳細ページ:https://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784065363003