秋田県では、「新しい働き方」の一つであるワーケーションの実践を通じ、秋田との関係性を定着・拡大させることにより、二拠点居住・移住への発展を見据えた新たなきっかけ作りを行う、「Akita DE Workation コーディネート体制強化事業」を行っております。ANAあきんど株式会社に本事業の企画・運営を委託し、「Akita de Workation College」と称して、秋田県内でセミナーやワークショップを実施しました。


 

「Akita de Workation College」では、地域の自走可能なワーケーション受入態勢構築のための人材育成、地域のネットワーク強化、地域内での役割の明確化を目的とし、地域事業者や自治体担当者等を対象に外部有識者を招いたセミナーと、大館市と北秋田市において、実際のワーケーションを想定したワークショップを開催しました(2023年10月~2024年1月に開催)。

 

「Akita de Workation College オンラインセミナー」は、講師として(株)南紀白浜エアポートの森重良太氏を迎え、2回開催しました。森重氏は、和歌山県にて150社2,000件以上のワーケーション誘致、コーディネートの実績を持ち、観光庁ワーケーション事業のアドバイザーや全国各地の地域アドバイザーを多数務めています。

 

第1回目は、何のためにワーケーションに取り組むのか、受入目的や手法を学び、それぞれの受入地域が自分事としてワーケーションを活用するためにはどのようなことが必要かを、和歌山県の事例などを参考にご紹介いただきました。

第2回目は、ワーケーションで選ばれるためのご当地体験コンテンツの作り方と、リピートされるための受入体制整備のポイントを、森重氏からご紹介いただきました。ワークショップを実施した各市の地域コーディネーターと森重氏とのトークセッションや、参加した地域事業者や企業、自治体が、ワーケーションの受入について自分事化するためのオンラインワークショップも実施し、地域の未来や、地域の生きた資源×企業に刺さるご当地体験プログラムを考えました。


 

ワークショップは第1回、第2回のセミナーの間に開催され、大館市の地域コーディネーターいしころ合同会社の石山拓真氏と、北秋田市の地域コーディネーター合同会社Aniqueの斎藤美奈子氏と佐々木宗純氏が、都市部企業をターゲットに、それぞれの地域ならではの課題や資源を活用したプログラムの造成に取り組みました。都市部の企業が大館市や北秋田市でワーケーションをする際、どのようなテーマであれば興味を持つのか、来訪につながるのか、を深掘りしたプログラムを地域コーディネーターが創り上げ、実際に地域に住む事業者や自治体担当者にプログラムを体感いただきブラッシュアップを図りました。

 

【ワークショップ概要】

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M108069/202402266977/_prw_PT1fl_SKrO0a1V.png

 

【大館市ワークショップの様子】

         

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202402266977-O9-J0U5OAr1

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202402266977-O10-6jp50kFY

 

【北秋田市ワークショップの様子】

 

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202402266977-O7-DhW5T2dV

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202402266977-O8-K7l6pHBy

 

 

ブラッシュアップを図ったプログラムは、地域のコーディネーターが中心となり、共に活動する仲間を増やし、今後都市部企業へアプローチすることで、ワーケーションを通じた関係人口創出に繋げて参ります。

秋田県でのワーケーション情報については、秋田ワーケーション推進協会が運営するワーケーションのポータルサイトWappaをご覧ください。Wappa編集部によるAkita de Workation Collegeの参加レポートも掲載しています。

 

●「Wappa」  https://workation.akita.jp/