【シリンゴル盟(中国)2025年7月22日新華社=共同通信JBN】7月19日、内モンゴル自治区第35回Grassland Naadam Fair(草原ナーダム祭)がシリンゴル盟のシリンホト市で開幕し、中国全土から10万人を超える来場者と地元住民がこの祭りに参加しました。
夜明けに開会式が始まり、さまざまな民族を代表する数万人もの参加者が、最高の伝統衣装を身にまとって一堂に会しました。
このナーダム祭では、18の特徴的なゾーンが綿密に企画されており、「Three Manly Skills(勇ましい3大競技)」大会や無形文化遺産の展示など、モンゴルの伝統的な文化展示と、民族衣装を着た草原での写真撮影や家族キャンプなど革新的な現代体験の両方が楽しめます。来場者は魅力的なパフォーマンスを鑑賞できるだけでなく、乗馬やスタンプ収集などのアクティビティーに参加することで、交流を通じて草原文化特有の魅力を体験することができます。
シリンゴル盟は、4年連続で内モンゴルの夏のナーダムの開催地となっており、その素晴らしい自然と文化の資産を活用して、全国的に有名な草原のエコカルチャー観光地になることに向けて着実に前進しています。
シリンゴルはこの夏、ショートビデオプラットフォームで100万元相当のデジタル商品券の配布や、熱中症予防用品やガイドブックが入った観光客向けの無料ギフトセット2万個を準備、そして7月18日から21日までシリンゴル盟のA級以上の景勝地で入場料の50%割引を提供するなど、複数のおもてなし施策を打ち出しています。
ソース:Organizing Committee of the 35th Grassland Naadam Fair of the Inner Mongolia Autonomous Region