【株式会社ピースノート、内閣府「災害対応車両登録制度」調整法人に認定。登録条件に満たすコンテナ/小屋の販売、登録申請を開始】
株式会社ピースノート(本社:栃木県宇都宮市、代表取締役:河村 公威)は、内閣府が推進する「災害対応車両登録制度(D-trace)」の調整法人に認定されました。
また「災害対応車両登録制度」の要件を満たしたコンテナ、木造ユニットを開発し、販売および登録申請を開始しました。
~ 災害対応車両登録制度について ~
「災害対応車両登録制度」は、2025年6月1日に開始。発災時に、避難所、住まい若しくはトイレの用途に供され、又は、食事、洗濯若しくは入浴サービスを提供する用途に供される自走型、牽引型(トレーラ型)、運搬型(コンテナ等)の車両です。
調整法人の役割は、支援を求める行政、事業者と支援可能で基準を満たす車両をもつ企業・団体などとの間に入り、希望する側のニーズの仲介を行います。
いくつかの用途のうち、今回、弊社は、避難所を中心とした派遣調整を行います。
(参考:内閣府 災害対応車両登録制度公式サイト https://pr.d-trace.go.jp/ )
~「フェーズフリー」を推奨する活動から生まれた実績 ~
「防災専用品」は、高価で、使われないまま場所を取り続けるという課題がありました。私たちの提案は、普段の生活や仕事で活用しているものが、そのまま災害時に役立つという「フェーズフリー」の発想です。
平時は快適な離れや休憩室、災害時には迅速に移動・設置し避難所として活用をめざし企業、団体様との連携を行っています。
その中で、実績として活躍したのが「令和6年能登半島地震でのモバイルクリニックを含むコンテナ2基」の支援です。石川県庁の依頼に基づき、被災された方々及び支援される皆様の活動を支えるため、石川県珠洲市立飯田小学校に対し、神奈川県の医療機関に設置した陰圧設備搭載医療用コンテナ1基(20ft)と、弊社の応接として使用していたコンテナ1基(20ft)を処置用コンテナにリメイクし、一般的な診察用デスク・椅子・ベッド・パーテーション・点滴台と併せて提供しました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508233967-O1-Yr24nkq9】
~ 求められる「避難の質」の向上から生まれた製品開発 ~
近年、頻発・激甚化する自然災害において、避難所のプライバシー欠如や衛生環境の悪化といった「避難の質」が大きな社会課題となっています。
そうした中、「災害対応車両登録制度」の開始されたのを受け、今回、弊社の展開する木造の小屋『MokuSeed(モクシード)』を登録条件に満たすことが可能な新モデルとして開発しました。このモデルは、平時は快適な離れや企業の休憩室としてお使いいただきながら、災害発生時には迅速に移動設置でき、被災地で避難所として活躍できるよう、制度の要件を満たした作りとなっています。
2025年8月27日に長野県軽井沢町へ設置するMokuSeed(モクシード)は第1号案件として申請手続きを開始しました。
私たちは、この「無理なく、無駄なく、普段から備える」という新しい防災文化を、全国へ広げてまいります。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508233967-O6-P0eg3bS9】
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【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508233967-O9-Y1CybU7E】
MokuSeed スタンダードタイプ
サイズ:W:3,793 D:1,973 H:2,400 mm
~ 今後の展望 ~
「災害対応車両登録制度」の調整法人として、幅広い要望にも対応できるよう、トイレコンテナやシャワーコンテナの展開及び『MokuSeed(モクシード)』を活用し、企業、団体、自治体等との連携により、全国的にネットワークの拡大を目指していきます。そして私たちは、製品を通じて、持続可能でレジリエントな社会の実現に貢献してまいります。
【会社概要】
会社名:株式会社ピースノート
所在地:栃木県宇都宮市鶴田町1427
事業:コンテナ/MokuSeed(モクシード)開発・製造、サウナ事業、廃棄物処理、建設業ほか
URL:https://piece-note.com/