2025年9月26日
アキレス株式会社
環境配慮型フィルムの新シリーズ 『アキレス ペコラソフト』 バイオマス度が「25%以上」と「10%以上」の2製品が登場 10月1日より全国で同時発売
アキレス株式会社(本社:東京都新宿区、社長:日景一郎)は、環境に配慮した高透明軟質フィルムの新シリーズとして、ポリオレフィン系フィルムの『アキレス ペコラソフト-25B 』と塩化ビニルフィルムの『アキレス ペコラソフト-10B 』を、 10 月 1 日(水)より全国で発売します。
温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることは世界的な目標であり、日本政府も2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指すと宣言しています。
『アキレス ペコラソフト-25B』は、原材料の一部に植物由来のバイオマス原料を使用し、バイオマス度25%以上を達成した軟質ポリオレフィン系フィルムです。バイオマスプラスチックの開発・製造において透明性を確保しながらバイオマス度を高めることは困難でしたが、本製品は当社独自の技術により、バイオマス度25%以上と全光線透過率90%以上※を両立しました。環境省が定めるグリーン購入法の基準にも適合しています。熱融着や高周波ウェルダー溶着などの加工に対応しており、さまざまな分野でお使いいただけます。
『アキレス ペコラソフト-10B』は、原材料の一部に植物由来のバイオマス原料を使用し、バイオマス度10%以上を達成した軟質塩化ビニルフィルムです。全光線透過率85%以上※の高い透明度に加え、塩化ビニルならではの多様な加工適性を備えています。柔軟性や耐水性にも優れており、包装材をはじめ生活資材や文具・オフィス用品など幅広い用途にご活用いただけます。
※実測値であり保証値ではありません。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202509265975-O2-Z8931Qpy】
写真:『アキレス ペコラソフト-25B』を使用したカードケース
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202509265975-O1-73cwPbPD】
写真:『アキレス ペコラソフト-10B』
『アキレス ペコラソフト-10B』は、原料の約60%が天然の塩に由来するポリ塩化ビニル樹脂を主成分としたバイオマスフィルムです。製品の原材料の一部に植物由来のバイオマス原料を使用することで、石油由来材料の割合をさらに抑え、製造から廃棄までのライフサイクル全体におけるCO2排出量削減に寄与します。
製品シリーズ名の“ペコラ”(PECOLA)は、プラスチック(plastic)の「P」と「LA」の間に、エコロジー(ecology)の「ECO」を組み合わせた造語です。石油由来材料と植物由来材料を組み合わせたバイオマスプラスチックにより環境負荷低減に貢献するという思いを込めています。当社は今後も幅広い分野で環境配慮型の技術・製品の開発に取り組み、2050年カーボンニュートラルの達成をはじめ持続可能な社会の実現に貢献していきます。
『アキレス ペコラソフト-25B』の製品概要
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M101158/202509265975/_prw_OT1fl_7s53Cs2m.png】
『アキレス ペコラソフト-10B』の製品概要
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M101158/202509265975/_prw_OT2fl_bCOznvr6.png】
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