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ロンドン, 2025年9月26日 /PRNewswire/ -- Charities Aid Foundation(CAF)の新たな世界調査によると、世界中の慈善団体は、過去1年間で自団体のサービスに対する需要が増加したと報告しています。

 

CAFの世界寄付レポート:Charity Insightsは、27か国3,000人以上の慈善団体リーダーを対象に、世界的な動向と課題を調査しています。
本レポートはニューヨークの国連総会サイドイベントで発表され、今年初めに公表された「世界寄付レポート寄付者インサイト」に続くものです。

 

調査対象慈善団体の約8割(78%)が「過去1年間で支援需要が増加した」と回答し、約半数(47%)は「大幅な増加」を報告しています。慈善団体は、この増加要因として経済的困難、社会的危機、公共サービスの縮小を挙げています。低所得国(84%)の慈善団体が需要増加を報告する割合が最も高く、特に医療、貧困救済、人道支援などの最前線団体で顕著です。

 

慈善団体のリーダーの大多数(83%)は、この需要が今後1年間も増加し続けると予想しています。この見通しは低所得国(90%)でより強く、特に人道支援団体において顕著です。

 

一方、直面する主要課題について尋ねたところ、5団体中3団体(62%)が組織の財政的持続可能性の確保を主要な懸念事項として挙げ、政府補助金縮小、寄付減少、限られた資源を巡る競争激化を理由に挙げています。

 

調査では、政府のセクターへの影響力に対する認識にも地域差が明らかになりました。政府の影響力を最も肯定的に捉えているのはアジア太平洋地域の慈善団体リーダー(32%)とアフリカ(28%)であり、南米(8%)や欧州(6%)では低い水準に留まっています。

 

Charities Aid Foundationの最高経営責任者、Neil Heslop OBEは次のように述べました:

 

「英国と同様に、資金調達は世界中の慈善団体にとって最も普遍的な課題です。そして、社会分断の継続と深刻化、紛争、気候変動の影響、膨大な数の避難民の発生により、救済活動を提供する慈善団体は、そのサービスに対する需要の増加によって特に深刻な影響を受けています。例えば、保健、貧困削減、人道支援などの分野で活動する団体が該当します。


 

「調査では多くの地域で寄付文化が根付いていることが示されている一方、政府援助や開発支出の継続的な削減を踏まえ、非営利団体支援の在り方を根本的に見直す必要性が明らかです。慈善団体間の連携促進、政府・企業・地域ネットワークとのパートナーシップ構築は、慈善団体のレジリエンス強化と地域社会への効果向上において、ますます重要性を増しています。」

 

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(日本語リリース:クライアント提供)

PR Newswire Asia Ltd.

 

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