学校法人立正大学学園
立正大学(本部:東京都品川区、学長:北村行伸)図書館は、品川キャンパスにて第53回企画展「知を刻む:版元が紡いだ書物世界」を開催いたします。
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出版文化が花開いた江戸時代には、三都(江戸・大坂・京都)を中心に、個性豊かな「版元」が出版活動を行い、日本の文化を支えていました。
書物の内容だけでなく、出版物としての書物そのものへ興味・関心を持っていただき、専門的な学びへの入口として、また知的好奇心を刺激する文化体験として、書物との新たな出会いとなれば幸いです。
展事資料の一部を紹介
1.拳会角力図会
大坂の義浪と吾雀に詳細を聞いて図解した拳会相撲の入門書。拳(けん)は中国伝来の酒席遊戯で、現在のじゃんけんもその一種。本資料の巻末には「名所記総目録」があり、河内屋太助刊行の名所図会類を通覧できる。
2.北越雪譜
越後塩沢の商人、鈴木牧之(1770-1842)の著作で、雪に関する話や越後での生活などを挿絵付で紹介し評判を得た。見返しや版心下部には「文渓堂」(丁子屋の堂号)の記載がある。
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【展示期間】
2025年10月3日(金)~10月30日(木)
※10月1日(水)、2日(木)は全会場11:00~15:00でプレオープン
【展示場所】
8号館 B1 古書資料館 (10:00~17:00) ※月~土 開館
11号館 1F 展示コーナー(10:00~18:30) ※月~土 開館
13号館 B2 特別展示室 (10:30~16:30) ※火~土 開室