京都の歴史とともに”美味しい餅”あり☆ゆんたびグルメツアーズの人気企画「もち歩き」☆今回は祇園祭の期間のみいただける特別なお餅にスポットを当て7月16日の盛り上がる祇園界隈をもち歩きしました♪
餅を食べて、疫病退散!祇園祭のもち歩き
餅は古来より神聖な食べ物として、五穀豊穣を願い神仏へのお供え物として扱われていました。またそれを食することにより霊力を上げるという意味合いから、様々な行事や節目で食べられるようになり、人々の生活・文化に密接に寄り添う存在となっています。
”神仏、「祭・祀・奉」の近くには必ず「餅」あり”
今回の「ゆんたびグルメツアーズ」では【もち歩き:祇園祭編】として祇園、八坂神社界隈を歩きます。
祇園祭前祭りの宵山7月16日、京都でいちばん盛り上がる日。
その日限定でしかいただけない幻の存在”行者餅”をはじめ、祇園祭の期間限定の貴重なお餅を食べ歩きます。

鉾餅 かぎ甚(鍵甚良房)


南座前のスペースでもち歩きツアーの概要を説明いただきます。
今回も案内人は「ゆんたびグルメツアーズ」の柏原卓之さん。
この南座周辺は、「祇園饅頭」や「十六五(とうろくご)」、幻のだんご屋として有名な「都乃 みよしや」など餅屋さんの超密集エリアなんです。



「かぎ甚 (鍵甚良房)」さん。
創業約100年の老舗ですが、若手4代目当主のセンス溢れるSNSで人気を集めています。
https://www.instagram.com/kagijin/






ふわふわの皮に白味噌あんの程良い塩味、ほんのり優しい甘さ。
最初からめちゃめちゃ美味しい。
鉾に見立てた可愛い形は手のひらに立てて撮るべきでしたね。
錦粽 とらや

その貴重なものをゲットしてきてくれたスタッフさんと合流。

昨年は電話予約30分で完売した超人気商品。
今年は昨年よりさらに少ない限定数の販売だったそうですが、ゆんたびの独自ルートにより手に入ったそうです。


お祭りにふさわしい特別感がありますね。

行者餅 柏屋光貞






こちらが柏屋光貞さん。
https://www.instagram.com/kashiwamitu1806/

重ねて言いますが販売されるのは1年のうちこの日だけです。
知る人ぞ知る幻のお餅。
写真はそれを求める方の行列です。
午前中に売り切れたそうですがこの時点で11時半。
はたして皆さん手に入ったのでしょうか。
ゆんたびグルメツアーズはスタッフさんがすでにゲットしています。


こちらで「行者餅」いただきましょう。


撮りますよね。

配ってると何事かと観光客も寄ってきます(笑)


クレープのような皮の中は求肥と白味噌の餡。
甘味はあまり感じない、無病息災を願う滋味深い雰囲気を感じさせます。

もし、これが手に入らなかったらツアー代全額返金すると宣言されていましたからほんと良かった(笑)
祇園まもり 鍵善良房

どんどん人波も増えてきました。



中は喫茶待ちのお客さんでぎっしり。
ゆんたびのお餅はもちろん予約してあります。
https://www.kagizen.co.jp/

やわらかい求肥を小麦粉の焼き皮で包み焼印を押した調布。
祇園祭の時期だけいただけるものです。


やわらかい香ばしさのある皮ともっちりとした求肥はなんとも絶妙なバランスの食感。
仕上げの一品として申し分ない上品な美味しさです。

餅好きだからこそ出来た企画。
そして餅好きだからこそ年間通じての活動が実を結んだと言えるこの「もち歩き」。
貴重なお餅をたくさんいただけて皆さん大満足でした。


京都人でありながら知らないことも沢山ありますね。
より詳しくなって、また来年の7月16日を楽しく迎えたいなと思います。
ツアー 基本情報
【もち歩き:祇園祭編】※ ツアーは終了しています。
開催日時: 2023年7月16日 10:00-12:00
2023年7月16日 15:00-17:00
コース詳細: 集合:京阪「祇園四条」改札前
価格:4,950円 (4,500円+450円10%税) 飲食代込
定員:14名
コースルート:( 歩く距離:約1.7km )
京阪「祇園四条」(出発)→祇園饅頭→とらや→かぎ甚→建仁寺→安井金比羅宮→柏屋光貞→鍵善良房→八坂神社