汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区、寺町今出川通り沿いにある古い石造りの道標。『京の七口』で知られる、大原口に位置する市の登録史跡。
今出川通の風景に同化する石造りの道標
上京区、今出川通り沿い。ちょうど寺町通り信号のある北東角。交通量の多い場所でもあります。
かつて平安京の時代に、日本全国から京へと続く街道のほとんどが整備されました。その後、豊臣秀吉によって外敵から京都を守るために設けられた大きな塀ともいえる土塁『御土居』。
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そこから洛中洛外という概念が生まれ関所設置。全国と京都を結ぶ全ての流通の拠点となり、庶民が行き交う道でもあった街道の出入口となった場所。その場所に今も地名として残る『口』。そんな『口』が市内には7つあり、俗に『京の七口』と言います。
京都と日本全国を結ぶ街道の出入口!今も名残りを見せる☆「京の七口」



北には上御霊、上加茂、くらま、大徳寺、今宮

東には、下かも、比ゑい山、吉田、黒谷(金戒光明寺)、真如堂、坂本城



昔ならもっと、遠くからでも目に付く存在であったんだろうな、と容易に想像できるほど。
大原口道標 へのツイート
若狭街道の起点に立つ大原口道標。慶応4年(1868)建立。京都の各所への距離が記されている。側面下には几号水準点(明治初期の測量に使われた基準点)が刻まれている。 pic.twitter.com/4XWjEy1TZe
— ながたろう (@Naga_Kyoto) June 28, 2018
基本情報
名称:大原口道標住所:京都市上京区表町