汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は左京区貴船にある神社。京都の水を司る神様として知られパワースポットとも称され人気スポット。
新緑潤う京都の水を司る神様・貴船神社

そして5月に入り、すでに貴船川には川床が設営され、流しそうめんや川床料理を提供されていました。この時はまだ少し肌寒いほどでしたが、ますます暑くなるこれからのシーズンこそ楽しみたい、夏の風物詩。

全国に約450社ある貴船神社の総本社『貴船(きふね)神社』。地名『貴船(きぶね)』と呼称を区別されています。神社の前を流れる貴船川は賀茂川の上流に位置し、さらに京都の中心を流れる鴨川に合流するため、鴨川の源流とも考えられ、水の神様・高龗神(たかおかみのかみ)を祀り、全国の料理・調理業、水に関わる人に、昔から絶大な信仰を集めています。


その中でも、代表的な撮影スポットである本宮参道。一見誰も参道を歩いていないように見えますが、この時私の周りに10人くらいの方がスマホや一眼レフカメラを構え同じように撮影中。ちょっとひと段落しないと上がれないような雰囲気もあり(笑)
今回は新緑が背景でしたが、冬は雪の風景を狙う撮影隊も多数集う場所。



毎年6月1日には例祭・貴船祭が執り行われ、本宮祭典後、本宮から奥宮まで御神輿の巡行が予定されています。





その御神水で占う『水占みくじ』。おみくじをこの名水に浸すと文字が浮かび上がるもので霊験あらたか。




奥宮には高龗神(たかおかみのかみ)・闇龗神(くらおかみのかみ)・玉依姫(たまよりひめ)が祀られています。


本殿の下には大きな龍穴があり、日本三大龍穴の一つとされています。龍穴は誰も見ることが許されず、人目を忌まわむ最も神聖な場所。神泉苑や八坂神社の下、瓜生石の下などにも通じているとも言われています。


「権地」とは、社殿の新築・改築・遷座などで社殿の工事を行う際に、仮の社殿を建てる場所のことをいうそうです。
その昔、本殿工事の際に大工が誤ってノミを龍穴に落としたところ、にわかに天候が変わって突風が起こり、ノミを空中へ吹き上げ、さらにその大工は命を落としたという言い伝えがあり、以来決して侵したり、穢したりしてはいけない神聖な場所として祀られています。


そのほか、地元では藁人形を釘で打ち付ける『丑の刻参り』で昔から有名だったり、不思議な霊力のある神社としても認識されています。
京都の文化、産業は水から生まれ、その水源を司る神様。これ以上にないパワースポットとも言える神社ですね。
詳細情報
名称:貴船神社場所:京都市左京区鞍馬貴船町180
電:075-741-2016
関連サイト:http://kifunejinja.jp/