汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は左京区岡崎の京都国立近代美術館で現在開催中の展覧会に行ってきました。
京都が誇る木工芸界の日本初人間国宝・黒田辰秋展
左京区岡崎文化施設の集中するエリアにある『京都国立近代美術館』。昭和38年(1963年) 京都市勧業館別館を改装し、『国立近代美術館京都分館』として開館。
黒田辰秋(くろだ たつあき・1904年~1982年)は、京都・祇園の塗師屋(ぬしや)の家に生まれ、木工と漆芸の両方で卓越した技術を培い、特に乾漆や螺鈿の卓越した技法で知られている、日本を代表する木漆工芸家。

以前、京都府大山崎『アサヒビール大山崎山荘美術館』で開催された黒田の展覧会を観賞し、かなり感銘を受け注目していました。





大型家具から茶道具などの日用具など、日常を彩る多岐に渡る工芸品が網羅され、生涯に渡る作家としての軌跡が見て取れます。木の材質の違いを上手く使い分け、木目や質感を味わい深い個性として昇華させた作品のまばゆさ。しかも、それを日用品として使ってこその、日常の風景を豊かにする工芸品というポリシーがさらに素晴らしく。特に、家具の蝶番や持ち手部分の金具のデザイン、螺鈿ブローチが愛しい限りでした(笑)なんだか、昔祖父母の家にあったような欅の御膳や家具などと雰囲気が似ており、どこか懐かしい雰囲気もありました。




そして、平安神宮の大鳥居と大文字山の風景もべスポジで眺められるロケーション。展覧会を通して、京都国立近代美術館のいろんな楽しみ方を味わってもらいたいですね。ご参考に。
詳細情報
会期:2024年12月17日(火)~2025年3月2日(日)会場 :京都国立近代美術館
住所 :京都府京都市左京区岡崎円勝寺町
電話 :075-761-4111
開館時間 :10:00~18:00(金曜日~20:00)※入館は閉館30分前まで
休館日:月曜日
公式サイト:https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionarchive/2024/461.html