おおきに~豆はなどす☆今回はすでに紅葉も終盤ですが、京都随一の名所が集中する洛東エリアの名残りの紅葉めぐり。12月12日の様子。
名残りの2021京都紅葉めぐり
師走も半ば。すでにどこも紅葉シーズン終了で紅葉名所も静かな様子。その名残りを求め、洛東界隈の紅葉名所をぶらりとパトロール。南禅寺




正応4年(1291年)、亀山法皇創建の日本最初の勅願禅寺。勅願寺というのは時の天皇・上皇により国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して創建された祈願寺のこと。日本の禅寺の中で、最も格式高いお寺。そして、四季折々で季節の移ろいを感じられ、こと紅葉の名所としても知られる人気スポット。レンガ造りの近代化産業遺産『水路閣』周りもすでに終盤で散紅葉。そして、12月はお釈迦様が悟りを開いた月ということで、この日法堂で法要があり、ちょうど僧侶たちが正装で御出ましでした。


永観堂(禅林寺)






紅葉の名所として名高く『秋はもみじの永観堂』のキャッチコピーでもおなじみでテッパンスポット。さまざまな品種のカエデが境内には約3000本あり、その見頃もわりとロングスパン。
紅葉シーズン中は観光客の行列用の仕切りが設置されていた境内ですが、それも取り払われ通常の景観に戻っています。散紅葉が大半ですが、まだ残っているところもあり、さすが『秋はもみじの永観堂』と呼ばれる所以。
哲学の道


安楽寺



法然院







いつもは止め石が参道に置かれていますが、それも解かれ、今日はお茶会があるようです。もちろん中には入れませんが、参道からもその凛とした佇まいが感じられます。
紅葉シーズンの終わりとともに観光客も少なく、本来の静けさを取り戻したような紅葉名所の数々。この終焉をゆったりと見届けるのも、意外と紅葉観光の醍醐味でもあり。楽しみ方の一つとして、ご参考に。
ヨ~イヤサ~♪
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