なかよし地蔵さんがお出迎え♪ 四季の襖絵完成記念の特別拝観です。美しい襖絵や癒しの庭園、御朱印も充実しています。
襖絵完成記念 春の特別公開
妙心寺大雄院は妙心寺の塔頭寺院です。1603年(慶長8年)尾張藩家老であった石河光忠が、その父の菩提寺として慧南玄譲を開祖に迎えて、建立されました。こちらの山門と本堂、庫裡は、京都府指定文化財に指定されています。

2019年にお迎えされたそうで、子供たちの健康と幸せ、世界平和を祈り、皆さんに安らぎと笑顔を与えるお地蔵さんになりますように、との思いが込められています。

「千種の花の丸襖絵」
大雄院では、江戸から明治にかけて活躍した天才美術家 柴田是真の、随一の襖絵が残っています。明治皇室の御所、明治宮殿にあった千種の間に、柴田是真が描いた13種類もの草花の天井画がありました。その花の丸図が、戦火で失われてしまったため、保管されていた下絵を元に襖絵として復活すべく、「大雄院襖絵プロジェクト」として発足されました。日本で唯一の「宮絵師」安川和風氏によって復元され、未来に向けて残していこうと言う取り組みだそうです。






緑の庭園を見ながら、ほっこりと心が洗われます。


襖絵の花の丸図と蓮の花が切り絵になっていて、なんとも美しい御朱印です。

今回は春の特別拝観の様子を紹介しました。
GW中は公開されていますので、近くへ行かれた際には立ち寄られてはいかがでしょうか?
公開情報
京都 妙心寺 大雄院 (だいおういん)妙心寺大雄院 春の特別拝観
~大雄院襖絵プロジェクト完成記念~
所在地: 京都府京都市右京区花園妙心寺町52
令和5年4月16日(日)~5月7日(日)
拝観時間10時~16時(最終受付)
拝観料600円 (予約不要)
関連ページ https://www.daiouin.com/