京都市内で推薦したい『べた焼き店』使い勝手もいい四条大宮の人気店「モッさんのべた焼」

2024年07月08日(月)12:45

京都市内で推薦したい『べた焼き店』使い勝手もいい四条大宮の人気店「モッさんのべた焼」

京都市内でベタ焼！といえば東九条あたりが有名ですが、その地域のお店より入りやすくて推薦したいのが「モッさんのべた焼」。四条大宮の人気店なり。

京都でお好み焼というと、大阪と同じスタイルで、キャベツなどの具材を小麦粉やおろした山芋を練った生地とまんべんなく混ぜ合わせたふっくら系の「まぜ焼」、それに広島のお好み焼と同じように小麦粉を溶いた緩い生地を鉄板に広げ、クレープ状に焼いた上に、刻んだキャベツやネギを乗せる「べた焼」の二種類が存在しているのですが、久々にその「べた焼」が食べたいなあ！ということに。べた焼は、広島のお好み焼と似ているといえば似ているのですが・・・

①広島では一般的に入る、もやしが入らない（イカ天など、その他細かい差異あり）
②広島では一般的には置いていない赤ソース、どろソース系のしっかり辛いソースがある

等の違いあり。野菜成分は広島の方が多いので、べた焼のほうが、より酒のアテにイイ感じだと思っているわけで。
べた焼を置いているお店はJR京都駅から南側、東九条周辺にお店が集中しているのですが、どこか行ったことが無いお店は無いかなあ！と考え、チョイ昔、壬生に今は無き本店がありまして、四条大宮に移転された本店に行ってみようということに。前日にちゃんと予約しやってきました。

お店は阪急四条大宮駅の一番出入口から徒歩80m！の駅近物件。大宮通沿いの飲食店が集中している地域内。

(268030)

お店の外にはベタ焼の由来の説明書きがババーンと。「もっとも古い焼き方のお好み焼です」は、諸説ありそうな気がしますが、そんな細かい突っ込みをするやつはこの辺りには居ないわけで。店内に！

(268031)

結構な席数アリ。キッチンに向かうカウンター席が４つ。後は４人掛けテーブルが６つかな。我々が本日１組目だったのですが、１時間後にはテーブルは大方埋まりました。海外からのお客様が予約を取って来られるのに感心するのだ。

(268032)

キッチン内は4人程で運営中。とりあえず飲み物を注文し、さあ、何を食べようかなあ！ということに。こちらはレギュラーメニューで・・・

(268044)

アテ類がこちら。ベタ焼に行く前にちょっとアテは頂きたいよなあ？と、まずは3種類ほどアテ類を注文。

(268033)

先に飲み物が登場。四条烏丸から歩いてきたので喉が渇いていて、2人もとは「サッポロ黒★生ビール」￥500を注文。ぐびぐびプハーの幸せを満喫しつつ・・・

(268034)

速やかに出てきた一品目。ちゃんと鉄板で焼いてある「焼き枝豆バター」￥420なり。ま、特にこれと言って！なのですが正統派アテ。ちみちみつまんでいると、速攻でビールが空いたので・・・・

(268035)

あまり呑まないようなものを呑もうと、ワタシは「瓶入り梅チューハイ」￥550を、相方は「デュワーズハイボール」￥500にスイッチ。瓶入りのチューハイは蓋しておくとガスが抜けないのがメリットですな。二杯取りは確実量。

(268036)

二品目は、「肩ロースとん平焼」￥880なり。大阪難波が発祥だと思われる、豚肉を玉子焼で包んだ「とん平焼」ですが、お店毎に色々アレンジされているのが楽しいので注文。

こちらでは・・・

(268037)

厚み１cmほどある、肉厚肩ロースポークステーキを薄焼き玉子で巻いて、刻みねぎ＆刻み紅ショウガてんこ盛り！というボリュームしっかりスタイルでした。ウマー！

(268038)

三品目は「砂ズリ焼」￥600なり。持ち上げているスナズリのように隠し包丁だらけで食べやすくする工夫あり。鉄板の上でじわじわ火を入れ、ねぎがしんなりしたぐらいが食べごろではないかと。

以上で先発の注文が全部出て、お腹も減ったので「べた焼」にいきたいのですが、焼くのにそれなりに時間がかかるので、すぐ出てきそうなのを間に挟んでもらうわけで。

(268039)

四品目、「韓国風冷ややっこ」￥480なり。スーパーで売っている大きめの充填絹ごし豆腐一丁！の上に、刻みニラと唐辛子を和えた醤油ダレ！という、間違いのない味付け。良いアテですなあ。

で、更にハイボールにスイッチしてマッタリ！していると、ばばーんとべた焼が登場。テーブル上に何も味変アイテムを置いていないので、事前にベタ焼のソースは「甘口」、「辛口」、「激辛」の三種からチョイスできる仕組みで、足らなかったらお願いすると出してくれるのだ。

(268040)

こちらです。「スペシャルべた焼」￥1480はそば入りでお願いしました。（うどん入りもチョイス可能）上から刻みねぎがてんこ盛り、その上に卵黄がぽてんと、というスタイル。刻みねぎ＆玉子は、我々が他のお好み焼店でお願いする典型！なので、標準でメニューにあるのは嬉しいのだ。

(268041)

割りましたの図。激辛ソースですが、そこまで超辛い！というほどもなく、すんなり食べやすいお味。とはいえ、ハイボールを頂きつつ、ぐいぐいと胃袋に流し込むには結構なボリューム感。

いやー、美味しい！

(268042)

超アップ図。具材シッカリでウマウマですな。お若いカップルなら１人１枚楽勝なので、アテ無しでそういう注文なら、更にお安くあがるでしょう。いや、美味しいので焼きそばぐらい更に入るかも！

以上で生ビール２に、ハイボール３、瓶入り酎ハイ１とそこそこしっかり目に呑んで、〆て￥9000！というお支払い。激安じゃないのですが、ま、全然納得大大大大価格。京都市内でベタ焼！といえば、東九条あたりのお店より入りやすくて、怪しさが少ない（滝汗）ので、まず推薦できるお店がこちら。このお店発祥の「塩べた焼」も美味しいという噂ですので、気になる方は是非。