工場直売所めぐり、南丹市の山の中へやってきました。じつは南丹市に京都を代表する和菓子店「仙太郎」の工場直売所があるんです。
ご紹介します。
老舗和菓子店「仙太郎」の工場が南丹市に
人気コンテンツの工場直売所めぐり。やってきました、南丹市。自然豊かで穏やかな町です。
市内中心部からでも、縦貫道にのれば車で一時間くらい場所です。
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そして、今回の目的地はこちら。広い敷地に建つ工場とその直売所です。
あいにく車でないと来にくい場所です。JR八木駅から原行のバスで神吉口まで、バス停から徒歩5分といった距離です。ただ1日数本という少なさなので、公共交通機関で行かれる場合は、計画をしっかりたてて伺ってください。
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まさに地方の工場といったスケールの大きさ。それでは敷地内へ進んでいきます。
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工場の裏手も敷地内になっています。家屋が何軒か建っていて、まるで小さな集落のよう。
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こちらが工場直売所の入口。じつは京都が誇る和菓子の老舗「仙太郎」の工場なんです。本店は四条寺町にあり創業は1886年。130年の歴史をもつ老舗です。
この工場で、餡やようかんなどの商品が作られて、各店舗や全国の百貨店などへ送られます。
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店内というか、事務所の待合室のような場所です。お店っぽさが無く、逆に直売所感があっていいですよね。
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室内には、丹波工場の工場模型もありました。倉庫や干し場、農舎の他に登り窯や陶房もあり、会長が陶器を焼かれているそうです。
そのほかに、サッカーグラウンドもありました。
こうしてみると、改めてスケールの大きさな丹波工場です。
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玄関の左手に事務所とショーケースがありました。商品サンプルが並んでいますので、この中から選んでください。
最中、渋栗まんじゅう、老玉、ようかんなどを、こちらの直売所で購入することができます。
逆に、おはぎなどの一部の商品は寺町にある本店から取り寄せることもできます。
出来立ての最中を購入できます!
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事務所の方に注文すると、奥の工場へ商品を取りに行ってくれます。まさに出来立ての和菓子です。
工場直売所ですが、しっかり包装してくれるのは、さすが老舗といったところ。
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今回は、もなかや渋栗まんじゅうなどを買ってきました。
最中は、自宅用のへぎ包みと化粧箱入りのいずれかを選ぶことができます。
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出来立ての釣鐘最中です。いつも思うのですが、最中では感じたことのない餡のずっしり感。この後、車内で頂きましたが、いつもより美味しく感じました笑
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こちらは定番のご存知最中。断面をみてもらうとわかると思いますが、ほんとぎっしりと餡が詰められています。
上品な甘さでこの量でも重いことはなく、すぐ食べ終わってしまいました。食べ応えも満点です。
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仙太郎ファンや和菓子好きの方にとっては、聖地ともいえる工場直売所ではないでしょうか。ぜひ足を運んでいただき、作りたての最中をほおばってください。
店舗情報
店名:仙太郎 丹波工場
住所:京都府南丹市八木町神吉向尾17-21
電話番号:0771-44-0121
営業時間:8:00~16:00
定休日:1月1日
HP:
https://www.sentaro.co.jp/shop/tanba.html