おおきに~豆はなどす☆今回は中京区寺町二条にある創業300年余の歴史を誇る茶舗。新年用の縁起物『大福茶』やお抹茶も絶賛販売中。
大きい福を願ってお正月にいただく縁起物『大福茶』
中京区、寺町二条上った場所にある全国的にも知られる老舗茶舗「一保堂茶舗本店」。創業300年余の歴史。もう師走に入りましたが、街路樹のイチョウ、まだ少し葉が残っていました。
紅葉シーズンにはやはり多くのお客でにぎわっていました。外国人観光客の方はコロナ前に比べ、その姿をほとんど見ることがなくなりましたが、国内の買い物客は戻りつつある様子。併設の茶寮『嘉木』はにぎわっていました。
こちらは嘉木でもいただくことができ、新年にはお正月にふさわし和菓子・花びら餅とともに提供されています。
お濃茶でいただくと、お抹茶の世界観が別次元に広がる美味しさというか。
【京都抹茶】新年の和菓子『花びら餅』をお供に☆創業300年老舗「一保堂茶舗嘉木」 -
『大福茶』とは、京都で古くから元旦にいただく慣わしのお茶。一年の無病息災を願う縁起のいいお茶で、とくに京都では、大福茶に梅干、小梅や結び昆布を入れて元旦の朝に家族そろって頂きながら、新年のご挨拶をする慣わし。
元々平安時代、都に悪疫が流行し、それを心配した六波羅寺の空也上人が観音菩薩を車に乗せ、洛中を回る際、観音様にお供えしたお茶を病者に施したところ、平癒したという。
それ以来、この功徳にあやかる意味で、時の村上天皇が毎年正月元旦に王服茶を服され、『大福茶』と言い換えられ、縁起物のお茶として民衆にも広まったと伝えられています。
親戚や友人へ、毎年贈っています。
古文書をベースに一保堂の朱印が押されたデザイン。
表題に『茶経巻上』と記載され、調べてみると中国唐代(8世紀頃)の陸羽によって著された書物で、当時の茶に関する知識を網羅した全10章3巻からなる書物。ちょっと掘り下げて調べると、お茶の歴史もわかり面白いかもしれませんね。
ヨ~イヤサ~♪
詳細情報
名称:一保堂茶舗場所:京都府京都市中京区常盤木町52
電話番号:075-211-3421
営業時間:10:00~17:00(L.O.16:30)
定休日:年末年始
関連URL: http://www.ippodo-tea.co.jp/
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