おおきに~豆はなどす☆今回は左京区下鴨にある室町時代創業の老舗和菓子。御所や織田信長、豊臣秀吉にも献上した歴史上でも重要な和菓子。そして、端午の節句には欠かせないお菓子。
和菓子の歴史にも名を連ねる由緒ある銘菓
左京区下鴨、北山下鴨本通り沿いにある、創業1512年の和菓子の老舗。前々から気になっていて、和菓子の歴史を語る上でも重要なお店。この日、端午の節句には欠かせない粽(ちまき)を買いにやってきました。








要約すると、粽の起源は古く、平安時代の百科事典にもその名が記述され、それ以前の奈良時代からすでに存在していたことがうかがえます。さらに遡ると、紀元前、中国・楚の時代。為政者・懐王に忠言を聞き入れられず自死した詩人、屈原の鎮魂に、5月5日粽を供える風習。それが日本へ伝わったことから始まります。





まず、笹の風味がダイレクトに味に影響を与え、この上ない清涼感と新緑を思わせる爽やかさ。さらに、口どけいい吉野葛にほのかな甘さと餡の粒子とコク。やはり、笹が要のような、そんな和菓子。ここまで笹の風味を味わえる粽も希少ですね。さすが、代々続く銘菓。
ちょっと高級品ではありますが、端午の節句に戦国武将も食べた粽、京の歴史に思いを馳せながら食してみてはいかがでしょうか?
ヨ~イヤサ~♪
川端道喜への口コミ
僕の最後の晩餐の京菓子。
— 畑 主税 (@wagashibuyer) April 20, 2020
最後の3つ目は、川端道喜の『道喜粽』です。
和菓子に携わり始めて一番最初に食べた3つを、
最後に食べたいとずっと決めています。
創業500年以上を超える歴史の証人でもある道喜さん。
無理を申しまして、自宅に送って頂きました。#川端道喜 #道喜粽 #京都 pic.twitter.com/p0YBJ5og2M
詳細情報
名称:川端道喜住所:京都市左京区下鴨南野々神町2−12
電話番号:075-781-8117
営業時間:9:30~17:30 ※2日前から要予約
定休日:水曜日