2019年12月にオープンした、韓国直伝の焼肉店『ブリスケロニー』。2020年、京都で唯一ビブグルマンの餃子部門に選ばれた「ぎょうざ処 高辻 亮昌」の姉妹店です。一般には多く流通しない希少な部位、「ブリスケ」のさらに芯の部分が「チャドルバギ」。日本酒で例えるなら大吟醸の部位「チャドルバギ」を、日本人にとっては不思議すぎる韓国直伝の食べ方で提供する関西初のお店。普通の焼肉に飽きたみなさん、注目です。
「ブリスケ」、「チャドルバギ」ってそもそも何?
まず最初に『ブリスケ ロニー』の店名の由来になっている「ブリスケ」についてご紹介!「ブリスケ」は、牛肉の部位。場所は、前足の付け根あたりの前側。柔らかな肉質のため、硬くなっていきやすく、焼肉で食べることができるのは、ほんの一部。「ブリスケ」の芯の部分にある、ほんの一部の柔らかい部分を使います。『ブリスケ ロニー』では、このブリスケの芯の部分を使った焼肉が食べられます。
韓国では部位のブリスケのことも、チャドルバギともいうため、本記事では、便宜的に肉の部位については「ブリスケ」、料理名を「チャドルバギ」と表記します。
名店が並ぶ、四条烏丸の“奥の細道” 撞木図子
さて、『ブリスケ ロニー』のある場所をご紹介。知っている人は知っている。知らない人は知らず知らずのうちに通り過ぎてしまう四条烏丸の細い路地「撞木図子(しゅもくずし)」。“京の美味しい食に出会える通り”としてテレビでも紹介されたことのあるグルメな通りなんですよ。



小洒落た路面の1F席と、まったり腰を落ち着ける2F席



『ブリスケ ロニー』のメニュー

オプションの焼きレタス300円やグリーンサラダ400円などでビタミンも補給。



食べ方独特!コレが韓国流の「チャドルバギ」





たいらぎ貝とチャドルバギの魅惑の出会い!

焼き目のついたチャドルバギの上に、これまた軽く両面を焼いた貝を乗せ、さらに高菜をたっぷりのせて塩をぱらり。肉と貝の旨みに高菜の酸味も混じって、初めての食体験。「肉で貝を巻くなんて…。それぞれで食べた方がいいんじゃないの?」なんていう懸念は、一瞬で吹き飛ぶウマさ。これ考えた人、天才!と思ったら、韓国ではすでにこの新しいスタイルの焼肉が流行っているのだとか。
食べ方アレンジ自由自在、韓国流「チャドルバギ」の名脇役

1:焼いた肉でタレの中のきゅうり唐辛子とネギを巻いて食べる
2:焼いた肉に、炙ったたいらぎ貝と水菜をたっぷり置いて食べる
3:焼いた肉を塩とわさびで食べる
4:焼いた肉に玉子を巻き、タレをつけてたべる。

個人的には、肉1枚にたいらぎ貝1枚&たっぷり野沢菜(お代わり自由)の組み合わせが、一番好き。
サイドメニューでは、姿を変えた「ブリスケ」を



誰か連れてってー!
口コミでの評判
ブリスケロニーさん。
— 大西将太@大西京扇堂 (@onishikyosendo2) January 24, 2020
チャンドルバキという韓国料理らしい。 pic.twitter.com/zTtHSNvKcl
詳細情報
店名:ブリスケ ロニー住所:京都市中京区新町通錦小路下ル小結棚町434-4
電話番号:075-746-7954
営業時間:14時~23時
定休日:無休
アクセス:地下鉄烏丸線四条駅から徒歩4分
公式SNS:https://www.facebook.com/BrisketRONY/