汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は烏丸通りにある幻の井戸。普段は開かずの井戸で毎年祇園祭期間中のみ開放。
新型コロナの影響で今年は文字通り『開かずの井戸』
中京区、烏丸通沿い。ちょうど蛸薬師と錦小路の間。オフィス街、ビルが建ち並ぶ場所にある鳥居。普段はあまり目立たず、気にも留めずに素通りする場所ですが。じつはこちら、祇園祭期間中(毎年7月14日ごろから還幸祭の7月24日まで)のみ開放される井戸『御手洗井』。八坂神社、祇園祭と深くかかわりがあり、かつて八坂神社の御旅所だった場所。

一時、地下鉄東西線の工事で水脈が途絶えたそうですが、新たにボーリングして復活。
八坂神社の本殿下にある井戸とつながっているという伝説も残され、1970年ごろまでは、長刀鉾のお稚児さんが井戸開きの日にこの名水で手を清めていたそうです。



こんな風に祭期間中は提灯や笹の葉も飾られ、普段素通りスポットなのに、この時ばかりは足を止めて井戸の存在に気づき、祭期間であることを再認識。


今年は新型コロナの影響で、霊験あらたかな名水に残念ながらあやかれませんが、来年こそは、と願うばかり。
基本情報
名称:御手洗井場所:京都市中京区手洗水町