汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は北区大将軍にある通称『椿寺』として知られるお寺。境内の天然記念物『五色八重散椿』は見頃。
花びら一枚一枚散っていく『五色八重散椿』が見頃
北区大将軍界隈。たまたまこの辺りを散策中、たくさんの方がこのお寺を出入りされているところを目撃し、中になにかあるのかな?と立ち寄ることに。初訪のお寺。

神亀3年(726年)、行基が聖武天皇の勅願により摂津国の昆陽池(こやいけ)のほとりに建立したのが始まりと伝わる。
平安時代、衣笠山南に移転し、室町時代の明徳2年(1391年)に起こった明徳の乱で焼失しましたが、足利義満が金閣寺建立の余材で再建し、地蔵菩薩を奉安。
さらに天正17年(1589年)、豊臣秀吉の命によって現在地に移転。
もとは日本の仏教の8つの宗派の教義を併せて学ぶ『八宗兼学』のお寺でしたが、寛文11年(1671年)に知恩院の末寺、浄土宗寺院となる。それ以来御本尊が五却思惟阿弥陀如来に。




朝鮮出兵、文禄の役の際に加藤清正が朝鮮・蔚山城(うるざんじょう)から持ち帰ったもので、北野大茶湯で豊臣秀吉から献木されたものだそうです。初代は枯死し、現在は樹齢約120年の二世椿。


この日、多くの参拝客が撮影やスケッチをされていました。





『キリシタンの墓』と書かれ、お寺では手水鉢として使われていたそうですが、かつてのキリシタン墓碑であることが判明し、こうして墓所に。激しいキリシタン弾圧の歴史をたどりながら、お墓が残っていたりもするんですね。

詳細情報
名称:地蔵院(椿寺)場所:京都市北区大将軍川端町2
電話:075-461-1263
関連サイト:https://jizouin.exblog.jp/