汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は寺町通沿い、6月にオープンした京都市役所分庁舎の一角にある遺構。豊臣秀吉の時代から400年この地にあったお寺の遺構。
6月オープンの京都市役所分庁舎の憩いスペースにある遺構
寺町二条下がる。よく通る道ですが、新しくこんなスペースが出来上がってるとは知らず。




妙満寺は顕本法華宗のお寺。1389年(康応1年)、日什が六条坊門室町(現京都市下京区)に妙満寺を創建。応仁の乱で焼失後は四条堀川に移転。さらなる大火で焼失し再建されるが、天正11年(1583年)、豊臣秀吉の命により、この寺町二条に再移転。
禁門の変の大火や明治以降の寺領の縮小、太平洋戦争時の強制疎開で塔頭が失われるなどし、昭和43年には岩倉に移転。それまで400年もの間、この場所にあったお寺。
この石列は発掘調査で出土したものを移築し復元されたものですが、流転の歴史をたどった妙満寺の様子がうかがえます。市役所自体も古い建造物ではありますが、それよりも前にこんなお寺が存在したことを知るいい機会となりました。
妙満寺の遺構 へのツイート
京都市埋蔵文化財研究所は、市役所北側の寺町旧域で、日蓮宗の妙満寺の祖師堂跡などを発掘したと発表しました。現地説明会は5日午前10時~11時半です。問い合わせは現場事務所(090・2064・2199)へ。 https://t.co/VK6F07E9hq #妙満寺 #京都市役所 pic.twitter.com/cAOUKwE8HO
— 朝日新聞京都総局 (@asahi_kyoto) November 3, 2016