家で湯葉を食べる、そんな日常とっても素敵だと思いませんか?湯葉は京都に来たときだけ食べる特別なものじゃない!まずは千丸屋さんで湯葉を楽しみ、日常使いの第一歩を踏み出して。
毎日でも食べたい湯葉の世界
少しお天気の悪い中ですが、やってきました錦市場・堺町通り下がる、錦湯の横。

湯葉鍋ランチがいただけるとか!
ちなみに1804年から本店の場所は変わってないそうです。
京都らしい時間を生きているお店ですね~

湯葉鍋1,800円(税別)/湯葉鍋大2,300円(税別)の2種類。
グルテンフリーやベジタリアン向けに特別コースもあって、
アレルギーのある方や海外の方にも嬉しい設定。
いざ店内へ

思ってたより広い!

街ナカのはずなのに、とっても静かで穏やかな空間です。

こんなに中が見えないお鍋も珍しい笑
一人一鍋使用です。

湯葉ってなんとなく前菜か付け合せのようなイメージがありましたが、
主役もはれる隠れ名俳優でした!

これまたシンプルなお鍋。
湯葉は食感や舌触りにそれぞれ特徴があり、
お料理によっておすすめの湯葉があるそうです。

お出汁にはお好みでお塩を入れて、味を調節。

ポン酢の酸味を湯葉のまろやかさが包み込む、そんな感じ。


シンプルながら、昆布出汁の旨味を湯葉しっかり吸収していて美味しい。
レシピも教えてもらえるので、乾燥湯葉を買っていけば
お家でこの味を再現することもできます。

お出汁が絡んで絶妙。お酒飲みたい笑

さっぱりした豆乳と少し甘い寒天がよく合うんです。
この豆乳は豆腐をつくる大豆とは成分が違うそうで、
今まで味わったことのないスッキリ感でした。
買って、帰って、家で食べる

こちらは生湯葉の販売。とろとろの生湯葉も美味しいですよね~

千丸屋の8代目曰く、乾燥湯葉を作っていないと「京湯葉」を名乗れないそう。
実は乾燥湯葉の方が、手間も時間もかかるもので、
スタンダードを伝えたい8代目の思いからこの湯葉鍋を始めたんだとか。

この割れた湯葉はいろいろな具材やタレがよく絡む、とっても便利なやつなんです。
いつものスープやお味噌汁に、炊き込みご飯やもちろんお鍋に入れても
ちょっとした高級感と新しい食感を楽しめますよ

たっぷり入れたほうが大豆の旨味が出てより美味しいと教えてもらいました。
季節を問わず楽しめる「時しらず」の湯葉。
京都に来たときだけ食べる特別品ではなく、家で楽しむ。
老舗湯葉屋が提案する新しい魅力をぜひ一度味わってみてください。
千丸屋 への口コミ
詳細情報
千丸屋 本店営業時間:10:00-18:00
定休日:水曜日
所在:京都市中京区堺町通四条上ル
TEL:075-221-0555
※湯葉の購入のみでもOK
http://www.senmaruya.co.jp/
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