【京都ランチめぐり】平日700円定食もある人気店！ミシュラン2021掲載「とんかつ一番」

おおきに～豆はなどす☆今回は下京区七条大宮、梅小路公園にもほど近い住宅街にあるとんかつ老舗。昭和レトロな風情で平日ランチでは破格700円メニューもあり。

ミシュランガイド2021にも掲載され注目。

庶民のミカタ！平日700円定食もあるミシュランガイド掲載店

下京区七条大宮界隈の住宅街。この日はとにかく腹ペコで本気食いしたいと思い、前々から気になっていたこちらの「とんかつ一番」へ。

とんかつ、洋食屋さんの中では古いお店。創業60年だそうです。店構えからもそんな老舗感が伝わります。

平日限定、数量限定で700円の日替わり定食があるようです。京都駅周辺という立地で、こんな割安メニューがあるとは。きっとこの周辺で働く方にとっては強い味方となるお店なんでしょうね。

そんな庶民派のお店ですが、テレビや雑誌でもよく紹介される有名店で、さらに最新のミシュランガイド2021でビブグルマン店として掲載。なので、今後は地元民だけにとどまらず、全国的にも知られるお店になること間違いなしですね。

そして店内。
もう絵に書いたような昭和レトロな洋食屋的雰囲気。テレビもありました。

今回はお一人様だったのでカウンター席へ。使い込まれたカウンターにはパーテーションが設置され、コロナ対策。すぐ目の前が厨房になっていて、ほぼほぼ満席の客の注文を手際よくさばかれているのが見えます。

で、メニューチェック。
こちらはとんかつをメインとされていますが、そのソースは自家製ドミグラスソースだそうで、洋食屋仕様のとんかつ、というのが特徴みたいです。

そして、定食についてくるお味噌汁も西京味噌さんの、白味噌、赤味噌、豆味噌をブレンドしたものを使用。

やはりとんかつが看板メニュー。

手軽なソースカツ丼やカツカレーもあります。

表の看板にもあった平日限定の日替わり定食。数量も限定。月曜日はとんかつ、金曜日はコロッケと固定ですが、それ以外の曜日はいろいろかわるということで、この日はミンチカツ。常連のサラリーマン風の方はほとんど日替わりを注文されていました。何気に、メイン以外に小鉢料理もついて、税込700円はかなり破格。

日替わりも捨てがたかったんですが、この日は死ぬほどお腹が空いていて、とにかくガッツリといろいろな種類のものを食べたい！と思い、このお弁当に着目。梅でも720円と破格なんですが、ガッツリしたかったんで松1300円を注文。ちょっとお時間かかりますよ～とのことでしたが。

すると、カウンター上にお箸がセッティング。箸袋に『おてもと』と書かれているものはよく見かけますが、こちらでは『味つかみ』。そうか、味わいを楽しめってことなのね、と（笑）

そして、しばらくするとお待たせしました～と、想像以上にデカい円型のお弁当に入った料理とお味噌汁、お漬物が登場。ちょっと一人パーティーみたいな壮観なたたずまい（笑）

メインディッシュのオールスターが円周を埋め、やはり看板メニューであるとんかつは円の中央、曼荼羅でいう大日如来のごとく鎮座（笑）

そして、手前にご飯。黒ゴマがいいですね。

まずはとんかつ。
ほどよい薄さでこのお弁当サイズにはちょうどいいくらい。で、デミグラスソースが重厚で洋食屋的美味しさ。これで十分満足できるような。

小ぶりなハンバーグ、こちらもデミグラス系と思いきや、若干トマトソースもブレンドされているのか、とんかつとは味わいの微妙にちがうソース。こだわりやな～。ケチャップ味の付け合わせスパゲティが昭和感あっていい。

お店ではクリームコロッケも提供さていて、それも美味しいと評判の人気メニューで単品で注文する人もいるほどですが、こちらはポテトコロッケ。ですが、しっかりラードの甘みを感じる、お肉屋さんのコロッケのような美味しさ。ジャガイモや玉ねぎの甘さもありしっとり。

そして、玉子焼きがちょっと面白い伊達巻様の甘めの生地。関東風というか。あと、唐揚げ、白身魚のピカタ、ソーセージ、ハム、サラダも付き、さらにお味噌汁がやはり美味しかったです。赤だし風味強く豚肉とキャベツも入っていて。モリモリとご飯も進み、完食。

他の人の食べてる平日限定定食チラ見すると、かなりコスパいいなという印象。職場の近所にこんなお店があったら、昼チャイムダッシュで通うな、と思えるお店。オススメです！

ヨ～イヤサ～♪

詳細情報

名称：とんかつ一番
場所：京都市下京区黒門通木津屋橋上る徹宝町403
電話番号：075-371-0722
営業時間：11:30～14:00 / 17:00～20:30
定休日：火曜日
店舗ＨＰ： https://tonkatsuichiban.com/