おおきに~豆はなどす☆今回は東山区清水の二寧坂にある大正時代創業の甘味処。大正ロマンを代表する画家・竹久夢二も通ったと言われ、店内にもその時代の風情が漂う。
京都随一の観光名所・清水二寧坂にある大正創業の甘味処
東山区清水エリア。この日はとある老舗の甘味処を目指してやってきました。
新型コロナウイルス感染予防のための非常事態宣言はすでに解除されていますが、発令直前よりも閑散としている印象。コロナ前なら多くの観光客でにぎわっていた、人気スポットなんですが。

京都随一の観光スポット・清水の名所「二寧坂(二年坂)」


今回なぜこちらにやってきたかというと、私事で恐縮ですが、つい最近親戚の集まりでおぜんざいの話になり、うちの祖母は数ある甘味処がある中で、ここのしか食べなかった、という話を聞き、一体それがどんなに美味しいものか、と興味をそそられて。




うちの祖母はここのファンだったわけですが、他にも大正ロマンを代表する画家・竹久夢二も通ったと言われ、その店内の風情からも納得できるような。私と同じように、おばあちゃんがここのお店を気に入ってて、と店の人に告げる客もいました。時代によって人気店のトレンドってあると思いますが、その当時の超人気店だったのかもしれません。


この日は蒸し暑い日で、身体はかき氷を求めるほどで、後から来店した客は迷わずかき氷を注文するほど。ですが、ここに来た目的はおぜんざいを食べること。中でも、より小豆の味が楽しめそうな亀山850円を注文。



で、時々出会う『亀山』という名称。関東の友達にその名称に疑問を持たれ調べてみたら、関西では関東でいうところの汁なしの『ぜんざい』を『亀山』と呼ぶそうです。その理由に、小豆の有名な産地である丹波・亀山から由来とか、その昔大阪の繁盛店『亀山屋』のぜんざいが汁なしタイプだったとか。諸説あり。




今回はおぜんざいをいただきましたが、おはぎも名物で次回はそれをいただきたいな、と。あと、これからの季節ならかき氷ですね。
美味しさはもちろんのこと、お店のしつらえや風情、食器など、どれをとっても祖母好みで、贔屓にしていたことがわかるお店。また来店したいと思いました。
ヨ~イヤサ~♪
かさぎ屋 への口コミ
推しおはぎは、京都の二寧坂にある「かさぎ屋」さんの三色おはぎです。抹茶とも合いますし、甘さ控えめだったと思います。レトロなお店の雰囲気もよかったので、もし京都に行かれた際はぜひ…! #彼岸の入り pic.twitter.com/R8IzNHeVUI
— ソフト99コーポレーション【公式】 (@SOFT99_PR) March 17, 2020
詳細情報
名称:かさぎ屋住所:京都市東山区高台寺桝屋町349
電話番号:075-561-9562
営業時間:11時~18時
定休日:火曜日